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Ballads

[ CD ]
Ballads

・John Coltrane ・Elvin Jones ・Jimmy Garrison ・Reggie Workman ・McCoy Tyner
【Impulse】
発売日: 1995-06-27
参考価格: 2,077 円(税込)
販売価格: 1,360 円(税込)
Ballads
- 収録曲 -
1. Say It (Over and...
2. You Don't Know W...
3. Too Young to Go ...
4. All or Nothing a...
5. I Wish I Knew
6. What's New?
7. It's Easy to Rem...
8. Nancy (With the ...
カスタマー平均評価:  5
トレーンが全身全霊を込めて作ったバラッド
トレーンのバラッド集。一見普通に聴くとおしゃれなJAZZアルバムという趣ですが、よく聴いてみるとトレーンが力いっぱい全身全霊を込めて音を紡ぎだしているのが分かります。ですので、それに気づくてしまうと聴いていてどことなく緊張してしまいます。いつも激しく吹くのが多いトレーンにしては、静かなアルバムで異色かもしれませんが、これもまた良し!なのです。これもまた超人気盤でJAZZを聞き始める人が通る道ともいえるでしょう。
お疲れさん、ジョン様...。
このアルバムのレコーディングの時、コルトレーンは風邪気味で、体調があまりよくなかったらしい。なるほど、ハイスピード&ハイテンションはやっぱりしんどい。本当は、スローライフを愛する、ノンビリ屋であったのかも。やっぱり、もっと長生きして欲しかった...と思う。
ホントいい。
あんな激しい演奏するジョンがこんな美しいバラッドを....!!と思ってしまう程、初めはビックリ仰天&無限に美しいアルバムです。 これは、特にジャズ入門の方にお薦めです。これ聴いてジャズっていいなあ....と思わなかったら、駄目です。 いいものはいいんですから! 個人的に3曲目『Too young to go steady』が好きです。この曲はChet Bakerが『Love Songs』という作品でも披露していました。名曲です。聴けば聴くほど、味が出でくるまるでスルメみたいな作品です。 まず聴いてみてください!!これ聴かないと、人生大損です。。笑
ジャズ『バラード』の王道です。激しく吹きまくるコルトレーンのイメージに合わない、という評もありますが、何回聞いても飽きがこないだけでなく、どんどん良さが深まっていきます。
1962年秋から1963年春にかけては、本作の『バラード』だけでなく、『デューク・エリントン&コルトレーン』、そして『コルトレーン&ジョニー・ハートマン』という愛聴すべき録音が残された時です。 この情感溢れる作品群が同時期に収録されたことに対して、コルトレーンのマウスピースの調子が悪かったので、激しくブローできなかった、早いパッセージが吹けなかったという話がありますが、たとえそうだとしても、これだけ内なる思いを飾らずストレートに表現し得たということが、コルトレーンの名声を高めていますし、このアルバムが名バラード集として後世に残る所以だと思います。 求道者とも称えられ、『至上の愛』で聴くことの出来る真面目で直向なコルトレーンが、『バラード』では、少し自分を解放し、リリシズムに酔っているように聞こえるのはリスナーとしてもホッとしますね。 後にフリージャズの代表とも言える『アセンション』の世界に突入するわけですが、音楽を慈しんでいるという雰囲気は何事にも代えがたいものがあります。 マッコイ・タイナーのピアノもいいですね。 少しのフレーズを聴くだけでひき込まれ、名歌手の歌唱同様、奏でられる音の一つ一つをじっくりと味わいたくなります。ヴィブラートも過剰ではなく、曲の良さを最大限に表現しているこのアルバムこそ、ジャズ界に残した金字塔だと言えるでしょう。
音を愛で口ずさめるコルトレーン
目の眩む様な数の音符を金属的なギスギスした音で激しく吹きまくり、最低音や最高音に執拗に挑み続けるサックス奏者コルトレーン。反面、無人島みたいに静かな本作を残すなど極端から極端への振幅も激しい演奏家だったように思う。この作品をリリースする以前にもViolets For Your FursやEverytime We Say Goodbyeなどサックスによる「うた」を披露していたが、聴き取りやすい少ない音数で「歌心」を表現する極意をこれだけまとめて聴けるというのはオリジナル作品としてはあまり例がないように思う。歌ものを楽器で演奏するためには肉声のような滑らかさをもって旋律を聴き手に届けなければならないが、そんなアナログ的な音を比較的出し易いサックスの特徴を存分に使い切った演奏が印象深い。原曲をいい具合に崩しつつも、重音やかすれを帯びる「楽器を通した歌声」は魅力的で、口ずさめるくらい聴覚記憶に強く残る曲が多い。また、単調に陥りがちなムードを変えるパーカッシブなピアノとドラムスの複合リズムで盛り立てるAll Or Nothing At Allの効果的な配曲も心憎い限りだ。 彼の中ではもしかしたら、過剰を通り越して限界を極めんとする前の束の間の休息だったのかもしれない。自分には数限りない音と限られた音の表現の間にどれほどの差があるのか今もってわからないのだが。

バラード

[ CD ]
バラード

・ジョン・コルトレーン
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2007-11-21
参考価格: 2,800 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
バラード
- 収録曲 -
1. Say It (Over and...
2. You Don't Know W...
3. Too Young to Go ...
4. All or Nothing a...
5. I Wish I Knew
6. What's New?
7. It's Easy to Rem...
8. Nancy (With the ...
カスタマー平均評価:  4.5
ウイスキーを片手に・・・・
コルトレーンと言えばすぐに「ブルートレイン」や「至上の愛」が思い浮かぶが、コルトレーン・ファンに一番聴くアルバムは?と尋ねると、この「バラード」と答えるファンがほとんどだろう。いつもの高い音色で狂気を感じさせるようなコルトレーンではなく、朗々と吹く。それでいて「ムード音楽」にはなっていないところが素晴らしい。「名盤」とはこのアルバムのためにある言葉だ。夜一人でウイスキーのグラスを片手に聴くと、あまりの美しさにタメ息が出る。コルトレーン嫌いだってこの一枚は絶賛するはずだ。(松本敏之)
コルトレーンの入門編 寛ぎのバラード
コルトレーンとロリンズはどちらも重量級なのに水と油ほど違う。これにスタン・ゲッツやハンク・モブレー、アルバート・アイラーなどを絡めると、テナー・サックスという楽器の個性の幅の大きさが浮かび上がる。同じコルトレーンでもこのバラードとアセンションや晩年のファラオ・サンダースとのセッションなどを比較するとかなり異なっている。もちろん音楽は演奏者自体のスタイルの変化はもとより、その日の演奏者の体調、楽器の状態、録音状態などなど様々な要素によって影響を受けるわけだが、そのあたりも鑑賞の楽しみに加えると興味深いものがある。バラードでのコルトレーンはややか細く聴こえ、至上の愛やジャイアント・ステップスのようなたくましさとは違った繊細さが前面に出ている。繊細というとほめ言葉だが、別の角度から見ると、やや気持ちのノリが足りないようにも思えるのだ。TVのコマーシャルに使用される事が多いことからもコルトレーン唯一のイージーリスニングといってもいいのかもしれない。チャーリー・パーカー・ウィズ・ストリングスというパーカーの世紀の失敗作もパーカー自身が望んだ企画であった事を思えばアーティストの考えとファンの心情は必ずしも一致しないものだ。しかしバラードはコルトレーンのウィズ・ストリングスではなく彼の歌心を感じる傑作である。バラードを仮にコルトレーンが望んだ企画だとしたら、異なった環境で(万全の体調で)もう一回チャレンジして欲しかったと願うのは僕だけではないだろう。もちろんこれを最高傑作と思うファンもいるだろうし、バラードがこれだけだから価値があるのだという考え方もあるが・・・。

Overseas

[ CD ]
Overseas

・Tommy Flanagan Trio ・Elvin Jones
【Ojc】
発売日: 1999-11-02
参考価格: 1,342 円(税込)
販売価格: 1,131 円(税込)
Overseas
- 収録曲 -
1. Relaxin' at Cama...
2. Chelsea Bridge
3. Eclypso
4. Beat's Up
5. Skal Brothers
6. Little Rock
7. Verdandi
8. Delarna
9. Willow Weep for ...
10. Delarna [Take 2]...
11. Verdandi [Take 2...
12. Willow Weep for ...
カスタマー平均評価:  4.5
フラナガンのデビュートリオ作はジャズ史に残る名盤
ジャズピアニスト、トミー・フラナガンは、ソニー・ロリンズの"Saxophone Colossus",ジョン・コルトレーンの"Giant Steps"・・・等のセッションに参加したことで有名である。彼の繊細でエレガントなピアノが名盤に華を添えている。名盤請負人とも呼ばれる所以であろう。 キャリア後年の円熟したプレイぶりも目映いが、フラナガン初のソロアルバムであるハードバップの香りが漂う本トリオ作の味わいは格別だ。チャーリー・パーカーのRelaxin' At Camalliroから始まり、スタンダーズのChelsea Brideを経て自作の5曲を夾み、最後はWillow Weep For Meで終わる。とても聴きやすい選曲だ。 フラナガンのバックを務めるのが、Elvin Jones(ds),Wilbur Little(bs)だ。名ドラマー、ジョーンズ(フラナガンのデトロイト時代からのバンドメート)の参加がこの名盤のキーポイントだろう。彼のポリリズミックなブラシでのプッシュが、甘く流されがちなフラナガンのピアノをハードな方向に導く。微に入り細に入ったスネアでの演出もなかなか手が込んでいる。豪快さが売りのジョーンズのもう一つの面を見た思いだ。ベースのリトルの落ち着いたまろやかなプレイも良い。この三人の静かな一体感に聴いていてどんどん引き込まれてしまう。 ジャズの当たり年の1957年8月15日、スェーデンはストックホルムでの録音。このとき三人は、J.J.Johnson Quintetの一員としての訪欧だったらしい。この”無名”のトリオを録音したレコード会社(メトロノーム)のプロデューサーの慧眼に敬意を表したい。 フラナガンのピアノをお聴きになろうという方に、まず最初に推薦したい1枚だ。Cだらけの駄洒落ジャケット(Over Cs)と、髪の毛フサフサのフラナガンのポートレイト写真のジャケットの2種類あるが、後者がオリジナルらしい。
ちと無理しすぎでわ
 「最優秀助演賞」のトミー・フラナガンが、サイドメンといういつものポジションのみならず、一見目立たないが実は小粋だというプレイ・スタイルまで擲って、マッチョに徹した本盤。ドラムス(エルヴィン・ジョーンズ)が素晴らしいという意見が多いが、逆効果なのでは? ただでさえ気負いに気負っているフラナガンに火をつける悪者になってしまっている気がする。なんせバラードの名曲「柳よ泣いておくれ」まで、こんなに力を入れて弾かなくても。
 ということで、「大名盤」という評価はちょっと甘すぎだと思われる。悪いアルバムではないが、フラナガンの真価はこのアルバムではわからない。それがちょっと残念。もう少し地味なバイ・プレイヤーを当てればよかったのに。
別テイクに偽りあり。
あなたがトミー・フラナガンの愛好家なら、このCDには注意すべきである。というのも別テイクと記された3つの追加曲がじつはマスターテイクと同一で、以前DIW版に収録されていた別テイクではないからだ。別テイクをただの「おまけ」と思っているなら問題はないが、研究家には大問題だ。

すでにこのCDをお持ちの方は、自分の耳で確かめてみてください。
素晴らしいグルーヴ感!
 言わずと知れたトミフラ57年録音の代表傑作。ストックホルム録音と言う事で、"Overseas"。Cの字を鏤めたジャケットは、往時の名盤ブームの頃は、幻の名盤として名を売った。ちょっと古いファンなら、写真のジャケットよりCのジャケットの方に親しみが湧くはず。

 トミフラは70年代以降、日本のレコード会社が主役に仕立ててスターになったけど、基本的には「サキソフォン・コロッサス」や「ジャイアント・ステップス」の脇役として、例えるならデカい歯車を円滑に廻す潤滑剤的役割を上手くこなすいぶし銀的脇役の人。

 その彼がエルヴィンのサトルなブラシに鼓舞されて、グルーヴ感横溢の大名盤をものしたのが本作。やっぱ一番好きな曲は、冒頭のカマリロ。とにかく楽しいんだから!
JAZZ界屈指の名バイプレイヤーが燃えに燃えた一枚
ピアノトリオのベスト5に必ず入る超名盤。
久しぶりにこのアルバムを聴きたくなってトミー・フラナガンで
検索したらやたらとアルバム数が多くてなかなか行き当たらない。
というのもサイドメンとして参加した有名なアルバムが次から次へとでてくるから。
さすが「名盤請負人」と改めて納得した次第。
英語で検索してやっとみつけました。

上の人も書いてますが、このアルバムのエルビン・ジョーンズは本当に凄いです。

JAZZ界屈指の名バイプレイヤーがこのエルビン・ジョーンズのドラムにあおられて燃えに燃えた一枚。

エルビンに負けてたまるかとヒートアップしていくピアノがまた、とっても刺激的。
スピーカーから音だけでなくそういったエネルギーまでもが伝わってきます。


ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン

[ CD ]
ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン

・ジョン・コルトレーン
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2003-04-23
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,869 円(税込)
ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン
- 収録曲 -
1. ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル
2. デディケイテッド・トゥ・ユー
3. マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ
4. ラッシュ・ライフ
5. ユー・アー・トゥー・ビューティフル
6. オータム・セレナーデ
カスタマー平均評価:  5
心温まるヴォーカルとリリカルなテナー・サックス
ジョニー・ハートマンのビロードのような優しく包みこむ声のもたらす雰囲気がアルバムのトーンを決定付けていますし、ジョン・コルトレーンが見事なバラード・プレイを披露しており、傑作だと評価されている作品です。全6曲、収録時間31分強という現在のCDではあまりみない短さですが、1曲1曲がどれも聞き惚れてしまうくらいの完成度を誇っており、2人がステキな出会いを果たしたことで見事な演奏が出来あがったという見本のようでした。 激しく吹きまくるコルトレーンのイメージに合わない、という評もありますが、何回聞いても飽きがこないだけでなく、どんどん良さが深まっていきます。マッコイ・タイナーのピアノもいいですし、他のメンバーも控えめな演奏で好感がもてます。 1962年秋から63年春にかけては、本作の『コルトレーン&ジョニー・ハートマン』のほか『デューク・エリントン&コルトレーン』、『バラード』という愛すべき3作品が残されています。この情感溢れる作品群が同時期に収録されたことに対して、コルトレーンのマウスピースの調子が悪かったので、激しくブローできなかった、早いパッセージが吹けなかったという話がありますが、これだけ内なる思いを飾らずストレートに表現しえたということによってコルトレーンの名声を確実に高めています。ヴォーカルとサックスの巨星が成し遂げたバラード集として後世に残る意味合いを持つ所以だと思います。 真面目なコルトレーンが、ここでは自分を解放してリリシズムに酔っているかのように聞こえます。名歌手の歌唱同様、奏でられる音の一つ一つをじっくりと味わいたくなります。ヴィブラートも過剰ではなく、曲の良さを最大限に表現しているこのアルバムは、これからも多くの方に愛されていくことでしょう。
ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン
テナー・サックスは男性の肉声に近いとよく言われるがコルトレーンとジョニー・ハートマンほど相性のよい組みあわせはそうざらにないだろう。ハートマンのつややかなバリトンボイスはコルトレーンの濃密なトーンとマッチしメロウな大人のジャズの世界に誘う。20歳以下立ち入り禁止の張り紙が要りそうな成熟した雰囲気はまさにジャズの真骨頂であろう。バラード、エリントンとの競演盤といい、リラックスしたコルトレーンのよさが十分引き出された傑作盤だが、中でもこのアルバムは最高のバラード集だといえるであろう。
これぞ名盤
「バラード」「コルトレーンとエリントン」「コルトレーンとジョニー・ハートマン」はまちがいなくインパルス・レーベル時代のコルトレーンの3大傑作だ。「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ」「ラッシュ・ライフ」などの名曲をハートマンが独特の甘い声で歌う。ハートマンにとっても傑作の一枚。ほかにもハートマンはインパルス・レーベルから3枚リリースしているがそれらも最高の出来。1963年録音なので40年も前のアルバムだが、いささかも古びていない。これぞ名盤。(松本敏之)
出逢いって
素敵だなと思わせられる、そんな一枚。私の一生もののひとつに加わっています。
コルトレーンのサックスに重なるハートマンの声・・・渋くて甘くて本当に素敵。深いため息が出る。痺れます。極上のひとときが味わえること間違えありません。
拙いレビューで、うまく伝えることができませんが、この二人に惹かれる人は好きになるのではないでしょうか?

エクリプソ(紙ジャケット仕様)

[ CD ]
エクリプソ(紙ジャケット仕様)

・トミー・フラナガン
【コロムビアミュージックエンタテインメント】
発売日: 2006-12-20
参考価格: 2,400 円(税込)
販売価格: 2,201 円(税込)
エクリプソ(紙ジャケット仕様)
- 収録曲 -
1. オレオ
2. デンジルズ・ベスト
3. ア・ブルー・タイム
4. リラクシン・アット・カマリロ
5. カップ・ベアラーズ
6. エクリプソ
7. コンファメイション
カスタマー平均評価:  5
Overseas 的迫力が、クリアな録音で楽しめる、77年作の大傑作!!
トミー・フラナガンといえば、57年のOverseasが名実共にすばらしいのは誰もが認めるところ。
99年のOJCからの廉価再発で入手も容易となりました。
そこで、77年作の本盤ですが、Overseasの正常進化的内容となっています。

まず、はつらつとした演奏が聞きどころ!
M1のOleoはキーをCに上げて、始まりから絶好調の演奏が楽しめます。
M2のDenzil's bestはムラーツの切ないベースで奏でられたテーマ部が印象的な曲。
ほかにもOverseasの再演となるM4やM6ではアップテンポな迫力の演奏が楽しめたり、
M3、M5などでは美しいメロディが楽しめるなど、前編にわたって退屈させない内容です。

また、録音のよさも特筆もの!
Overseasと比べ、エルビンのスティック裁きやブラッシュワーク、
ムラーツの演奏をぐいぐい引っ張るベースラインも気持ちよく楽しめます。
多少渇き気味の録音ですが、トリオのバランスも抜群で最良のピアノトリオといえます。


バラード(デラックス・エディション)

[ CD ]
バラード(デラックス・エディション)

・ジョン・コルトレーン
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2002-03-21
参考価格: 3,836 円(税込)
販売価格: 3,643 円(税込)
バラード(デラックス・エディション)
- 収録曲 -
1. セイ・イット
2. ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラ...
3. トゥー・ヤング・トゥー・ゴー・ス...
4. オール・オア・ナッシング・アット...
5. アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー
6. ホワッツ・ニュー
7. イッツ・イージー・トゥー・リメン...
8. ナンシー
カスタマー平均評価:  4.5
全編緊張感が漂っている
何度聞いたか知れません。 タイトルは「バラード」ですが、なぜか聞くたびに緊張感を持って聞いてます。 リラックスするのではなく、頭がさえてしまうのです。 疲れているときに聞くとよけい覚醒してしまう、まるで麻薬のようなアルバムです。 友人もそんなことを申してました。 飽きの来ないアルバムには不思議な魅力があるものです。
2枚目の曲は、デラックス・エディションならでは収録曲でした
『バラード』は、ジャズの王道だと思います。1962年秋から1963年春にかけては、本作だけでなく、『デューク・エリントン&コルトレーン』、そして『コルトレーン&ジョニー・ハートマン』という愛聴すべき録音が残された時です。 この情感溢れる作品群が同時期に収録されたことに対して、コルトレーンのマウスピースの調子が悪かったので、激しくブローできなかった、早いパッセージが吹けなかったという話がありますが、たとえそうだとしても、これだけ内なる思いを飾らずストレートに表現し得たということが、コルトレーンの名声を高めていますし、このアルバムが名バラード集として後世に残る所以だと思います。 激しく吹きまくるコルトレーンのイメージに合わない、という評もありますが、何回聞いても飽きがこないだけでなく、どんどん良さが深まっていきます。 求道者とも称えられ、『至上の愛』で聴くことの出来る真面目で直向なコルトレーンが、『バラード』では、少し自分を解放し、リリシズムに酔っているように聞こえるのはリスナーとしてもホッとしますね。 後にフリージャズの代表とも言える『アセンション』の世界に突入するわけですが、音楽を慈しんでいるという雰囲気は何事にも代えがたいものがあります。 少しのフレーズを聴くだけでひき込まれ、名歌手の歌唱同様、奏でられる音の一つ一つをじっくりと味わいたくなります。ヴィブラートも過剰ではなく、曲の良さを最大限に表現しているこのアルバムこそ、ジャズ界に残した金字塔だと言えるでしょう。
これぞ至宝の名盤
誰もがこのアルバムを「名盤」として推すことに対して否定はしないほどの“名盤中の名盤”。 確かに、コルトレーンの中では異彩を放つアルバムだが、本アルバムとビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビィ」をジャズアルバムの双璧としてあげる人は多い。 というわけで、ジャズファンもさることながら、すべての人に是非聴いて頂きたいアルバムです。まだ再発版を持っておられないのであれば、未発表テイクを含めたこちらの方もお勧めです。
夜、ウイスキーを片手に
コルトレーンと言えばすぐに「ブルートレイン」や「至上の愛」が思い浮かぶが、コルトレーン・ファンに一番聴くアルバムは?と尋ねると、この「バラード」と答えるファンがほとんどだろう。いつもの高い音色で狂気を感じさせるようなコルトレーンではなく、朗々と吹く。それでいて「ムード音楽」にはなっていないところが素晴らしい。「名盤」とはこのアルバムのためにある言葉だ。夜一人でウイスキーのグラスを片手に聴くと、あまりの美しさにタメ息が出る。コルトレーン嫌いだってこの一枚は絶賛するはずだ。(松本敏之)
初めて買う人にとっては星5つだが、ファンには2枚目だけを単売して欲しい
名盤であることは、言うまでもない。そのため、多くのファンは、既に1枚目を持っています。何故メーカーは、2枚目だけを単売しないのか?ユーザー無視の商法と言われてもしょうがないのでは?これは、初めて買う人には文句なくお勧めします。でもファン向けに2枚目を単売して欲しい。地球環境、限られた資源を大切に思うなら、2枚目の単売を考えるべきです。
それまで、私はこれを買いません!1枚目を持っている上に、ボックスセットもあるからです。(既にダブっている)メーカーさん、頼みますよ。
この願いが叶えられれば、星10個あげちゃいます。

モーション+3

[ CD ]
モーション+3

・リー・コニッツ
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2003-05-21
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,894 円(税込)
モーション+3
- 収録曲 -
1. アイ・リメンバー・ユー
2. オール・オブ・ミー
3. フーリン・マイセルフ
4. 恋の味を御存知ないのね
5. 帰ってくれればうれしいわ
6. アウト・オブ・ノーホエア
7. 四月の思い出
8. イッツ・ユー・オア・ノー・ワン
カスタマー平均評価:  5
コニッツの異色作は最高傑作
コニッツの最高傑作といえば、サブコンシャス・リーというのが定番である。僕もその通りだと思うし、当時のコニッツは神がかっていた。では、その後のコニッツは燃え尽きた余燼であるかというとそれは否定しなければならない。なぜなら60年のモーションという異色作にして最高のパフォーマンスを聞かせる作品があるからだ。これが異色なのはエルビン・ジョーンズという新世代の複合リズムを叩き出す天才ドラマーとの共演ゆえである。しかしエルビンは単なる豪放なだけのドラマーではない。以前生を聴いたときに感じたのは、あれほど激しくパワーあふれる演奏が全くうるさくなく、繊細で美しくさえあったことだ。コルトレーンの最高のパートナーであったエルビンだが、ロリンズ、ゲッツ、ショーター、ジョー・ヘンダーソンといった当代きってのホーン奏者のバッキングを勤め、数多くの傑作をものにしている。モーションもそうした歴史的名作であり、異色の組み合わせが化学変化を生んだといえよう。
予想外の組み合わせが生んだ、予想外の成果。
大福と苺のように思わぬ組み合わせが功を奏す場合が、Jazzにはある。Lee KonitzとElvin Jonesの共演は発売当時は驚きだったろうが、元々相手の音をよく聞くタイプのプレイヤーなので杞憂に終わった。メロディメイカーというより対位的な旋律を螺旋的に積み重ねていくKonitzはどうしても指向が内側に向かいがちなため、むしろ一見煽り立てるElvinのバッキングは的を得たものとなったと思う。You'd be so Nice to Come Home toが白眉で、うねりを上げるKonitzの迫力と弾力には彼の底力を改めて実感させられる。

Encounter!

[ CD ]
Encounter!

・Pepper Adams ・Zoot Sims ・Elvin Jones ・Tommy Flanagan
【Prestige/OJC】
発売日: 1996-06-11
参考価格: 1,342 円(税込)
販売価格: 1,087 円(税込)
Encounter!
- 収録曲 -
1. Inanout
2. Star-Crossed Lov...
3. Cindy's Tune
4. Serenity
5. Elusive
6. I've Just Seen H...
7. Punjab
8. Verdandi
カスタマー平均評価:  5
ミステリアス・アダムス
アダムス、ズート・シムズ、トミー・フラナガンといった面子から、穏健な内容を想像しがちですが、さにあらず。それは、エルヴィン・ジョーンズのドラムが飛沫を上げてバンドを鼓舞しているからです。しかもありきたりなスタンダード曲でなく、ジョー・ヘンダーソンのオリジナル曲のように挑戦的な選曲により、シムズのテナーやフラナガンのピアノがミステリアスな影を帯びています。その中で、アダムスのバリトン・サックスがフィーチュアされるバラード(6曲目)の美しいこと。ジャズの潮流が混沌とした1969年に、こういう作品が生まれたことは意義があると思います。

マイ・フェイヴァリット・シングス(+2)(紙ジャケット仕様)

[ CD ]
マイ・フェイヴァリット・シングス(+2)(紙ジャケット仕様)

・ジョン・コルトレーン
【ワーナーミュージック・ジャパン】
発売日: 2006-11-22
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 2,079 円(税込)
マイ・フェイヴァリット・シングス(+2)(紙ジャケット仕様)
- 収録曲 -
1. マイ・フェイヴァリット・シングス
2. エヴリタイム・ウイ・セイ・グッド...
3. サマータイム
4. バット・ノット・フォー・ミー
5. マイ・フェイヴァリット・シングス
6. マイ・フェイヴァリット・シングス
カスタマー平均評価:  4.5
マイ・フェイヴァリット・シングスで辿るコルトレーンの軌跡(1)
ジャズ史上の巨人ジョン・コルトレーン(67年死去)。彼は60年10月録音の本作からマイ・フェイヴァリット・シングスを採り上げ、以後同曲は彼のライヴでの定番となる。フリー・ジャズ突入以降も含めてこの曲の演奏を追えば、彼の60年代の軌跡がほぼわかる。しかし彼があまりに神格化され、雲の上の存在のように思われて敬遠されるのか、現在入手できるマイ・フェイヴァリット・シングス収録の彼の日本盤CDは4種類のみ。かつてLP時代にはもっと入手でき、実際私にとってのベストはエリック・ドルフィーが参加し、彼のフルートでの意表をつく音が聴けるものだが、それは残念ながらCD化されていない。これからコルトレーン・ジャズを聴き始めようという人には日本語解説が読める日本盤がよいと思うので、同曲収録の現時点で入手可能な4作を順に紹介したい。 まず、本作ではまだ映画化前のミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」から、長時間化する彼の演奏に酔うのに適したこの曲を1曲目にタイトル曲として選んだ彼の慧眼が光る。前半はマッコイ・ターナーの流麗なピアノがリードし、後半はコルトレーンがサックスを吹くまくり、シーツ・オブ・サウンズの凄さに触れることができる。ソプラノ・サックスの斬新な音色が魅力的。しかし、初心者にも快適な演奏だから、コルトレーンは「バラード」よりも本作から聴き始める方が彼の本質により早く迫れるだろう。2、3、4曲目はモダン・ジャズの王道を行くサウンド。5、6曲は、ボートラで何れも3分前後の演奏だから意義は低い。まだ激しさは控えめの1曲目の演奏だが、それでもいつまでも続いて欲しいと思わせる魔力は満点だ。実際、この曲の演奏はこの後、長時間化し変貌を遂げるが、まずは本作でその原点(14分弱の演奏)を多くの人に知って欲しい。
異様な美しさに満ちた音楽
 コルトレーンのATLANTIC第三作にして、もっとも有名かつポピュラーなレコードの一枚。しかし誤解を恐れずに言わせてもらえば、タイトルナンバーは異様である。異様だが美しさに満ちている。  なにが異様かというと、この演奏の月並みでない不思議な展開。この曲ではテーマが4度演奏される。1回目のあとは、詩人で劇作家で評論家のアミリ・バラカ(リロイ・ジョーンズ)が、「絹の刺繍のような」と評した、マッコイ・タイナーの叙情的なソロが延々と奏でられる。2回目と3回目のあとはコルトレーンのソプラノサックスの出番だが、タイナーの叙情は受け継がれない。注目すべきは 3回目のあとのソロで、まるで鯉が滝をさかのぼるかのように、ひたすらテンションが高くなっていく。ビブラートを使わないトレーンのソロは、これでもかと斬新なフレーズを生み出し続けるし、タイナーのバッキングはトレーンを煽り続け、ちょっとしたトランス状態にまで到達し、このままこのソロが終わらずにずっと続いていて欲しいなあと思ったりもするが、4回目のテーマのあとにやっぱり終わってしまう。嗚呼、それが音楽なのである。  そして次の「EVERYTIME WE SAY GOODBYE」で一息ついたあと、テナーに持ち替えて怒涛の「SUMMERTIME」と「BUT NOT FOR ME」に突入する。この2曲は「シーツ オブ サウンド」全開で息もつかせぬ激演である。でも、ボーナストラックの5と6ははっきり言って不要だと思います。  このアルバムが出た1960年は、チャーリー・パーカーが亡くなってからまだ5年しかたっていない。パーカーやディジー・ガレスピーらが創造したビバップの流れを汲む「ハードバップ」スタイルが幅を効かせている時代に、この音楽を提示するコルトレーンと、プロデューサーのネスヒ・アーティガンの勇気は特筆モノですよね。そして21世紀の現在でも色褪せることなく輝き続けるこの「美しくも異様な」音楽に乾杯!!
アトランティック時代唯一の汚点?
コルトレーンのテナーのぶっとく逞しいトーンが好きだ。カインド・オブ・ブルーからジャイアント・ステップスに続く昇り龍の勢いも凄い。そんなコルトレーンの魅力を集約したのだアトランティック時代だ。その8枚のアルバムの中でイマイチ好きになれないのがこの"My Favorite Things"だ。まずいきなりのソプラノサックスの軽い音が肩すかしだ。同じ音階の繰り返しも辛い。サウンド・オブ・ミュージックからの童謡はハードボイルドなトレーンに似合わないと思う。マイルスのディズニー音源"Someday My Prince Will Come"の二番煎じを狙ったのだろうか?やっぱりコルトレーンは野太いテナーからじゃないと・・・オルガンを弾くマイルスと同様にどこかはぐらかされたような気がする。寛ぎの"Every Time We Say Goodbye"もどこか頼りなく弱々しい。せっかく手に入れたエルビン・ジョーンズ(ds)とマッコイ・タイナー(p)が勿体ないじゃあ?りませんか。お次の"Summer Time"のテナーの雄叫びで持ち直すも、最後の"But Not For Me"は音程がやや不安定でラフな演奏が気に障る。あのシーツ・オブサウンドのコルトレーンが名作ジャイアント・ステップスの後に発表したアルバムがこれでは情けない。
本当に「私のお気に入り」のアルバムです
ジョン・コルトレーンが、1960年に収録した『マイ・フェイヴァリット・シングス』のアルバムは、コルトレーンらしい真摯な態度の演奏を聞くことができます。言わずと知れた不朽の名作「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌です。 普段吹いているテナー・サックスではなく、ソプラノ・サックスでの演奏ですので、一見軽やかに聞こえますが、彼特有の気真面目さを感じさせる演奏でもあります。 本来3拍子の曲は、ジャズ特有のスゥイング感に乏しいように感じるわけですが、コルトレーンは、繰り返しテーマを少しずつアレンジを変えながら、ひたすら自己の描きたいように奏でます。マッコイ・タイナーのピアノ、エルヴィン・ジョーンズのドラムスのサポートも上手く、とても息があっています。14分近い熱演です。コルトレーンの目指したジャズのスタイルが確立しかかった時の演奏ですね。 ミュージカルの舞台でヒットしたとはいえ、それこそ映画化される前の段階で気に入って取り入れたわけですので、コルトレーンの選曲の良さが光りますね。 最近は、2曲目のコール・ポーター作曲の「エヴリタイム・ウイ・セイ・グッドバイ」を良く聞きます。秋の夜長のジャズタイムにはピッタリで、とても親しみやすいコルトレーンがそこにいました。 紙ジャケット仕様ですので、昔良く聴いたLP時代を思いだします。

トランジション

[ CD ]
トランジション

・ジョン・コルトレーン
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2001-06-27
参考価格: 2,345 円(税込)
販売価格: 2,220 円(税込)
トランジション
- 収録曲 -
1. トランジション
2. ディア・ロード
カスタマー平均評価:  5
In Full Flow
Brilliant stuff from the master saxophonist! He seemed to be a driven man, and it is just inspiring to listen to. It is inspiring because as you listen you start to share his vision of some sort of shimmering, quivering, searing musical heaven. Apparently he hated explaining his music to journalists claiming that music should speak for itself. Listening to this I think he is right. He just comes across as a driven man, on some sort of Quixotic musical quest, and he just carries you along in his dreams. He recorded this just after a Love Supreme, and it bears obvious similarities. But you can never have too much of a good thing.
最高傑作だと思う。
John Coltraneの最高傑作!!!と言い切っていいと思う。何回聴いても興奮する。モーダルなフレーズからフリークトーン連発する1曲目が素晴らしい。こんなにもフリークトーンが美しい、と思えるのは極めて稀だ。勿論swinging!!!1曲目が終わるとすかさずもう一回replayしてしまう。勿論大音量で。時々Dear Lordも聴く。美しいテーマ。アドリブではこのテンポが力強くて好きだ。15年前に初めて聴いたけど、年を重ねるごとに余計興奮してしまう、気がする。あの時のCDよりremaster盤の方が音はclearだ。もう一回言わせて頂く。これは最高傑作だ。
心と思考の瘤コルトレン
私もそうだったように多くの方が最初コルトレーンミュージックに接した時、難解でとっつきにくいしろものとして敬遠するようです。でも何故か「目の上のたんこぶ」という感じで心と思考の中に住んでしまい、離れなくなるという経験を持つことになります。私の場合ジャズを聴き始めた十代の頃から生活の節目節目に現れては消えという続きです。例えば、若くて向こうっ気の強い時代、転職して新しい勤め先の社員寮に引っ越しした日にこれから先が見えず、孤独でぼんやりしている時にFM放送で気を紛らわしている時、突然耳に飛び込み懐かしく元気づけられたり、又時が過ぎ仕事がうまく行かず心身症で入院したりの壮年時、病院内で同じコルトレーンファンと出会い話が合いお互いに励ましあったりという具合で自然と座右のミュージッシァンとなってしまいました。中でもこのアルバムは、激しさと沈着さ渋さが同居してトレーンの揺れ動き前進する時代の最高傑作だと思います。この中の唯一のバラード「DEAR RORD」は何回聴いても心にしみいる名演奏です。でもコルトレーミュージックは、無理矢理人に奨めるものではなく、人それぞれの感じ方もあり静かに時々味わうべき苦いコーヒーのようなものだとも思います。
究極の「至上の愛」
「至上の愛」と「アセンション」の間に位置するフリー突入前夜という時期の作品になるが、このアルバムの魅力はこの微妙な時期ゆえの所産といえると思う。フリー・フォームに可能性を求め始めたトレーンが史上最強のカルテットの中だからこそある「美」と「技」とそして「拘束」(これが肝心)によって生み出されたギリギリの産物といえると思う。アセンション以降では求めにくい「美しさ」がここには確かにある。それは又この後抜けていくマッコイ、エルビンに依るところが大きいということだろう。@Bでの「至上の愛」を抜け出ようとするトレーンのフレーズは何回聴いても胸に刺さってくる程快感である。これを聴いてしまうともはや「至上の愛」は単なる“予告編”で、物足りないものになってしまう。それぐらい完成度は高いと思う。Aはその間にあって(エルビンはいないが)“Ballads”を上回る饒舌なテナーをトレーンが聴かせてくれる。私にとってもうこれはすべてバランスのとれたトレーンの究極の一枚である。



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 更新日 2008年10月11日   ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク