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ビル・エヴァンス


Waltz for Debby

[ CD ]
Waltz for Debby

・Bill Evans ・Scott LaFaro
【Original Jazz Classics】
発売日: 1990-10-17
参考価格: 1,342 円(税込)
販売価格: 1,031 円(税込)
Waltz for Debby
- 収録曲 -
1. My Foolish Heart
2. Waltz for Debby ...
3. Waltz for Debby ...
4. Detour Ahead [Ta...
5. Detour Ahead [Ta...
6. My Romance [Take...
7. My Romance [Take...
8. Some Other Time
9. Milestones
10. Porgy (I Loves Y...
カスタマー平均評価:  5
最高のトリオ
ビル・エヴァンス。スコット・ラファロ。ポール・モチアン。 この三人が集まったのは奇蹟だろう。 聞けば聴くほど味がでる。 まずEvansの完成されたタッチに感動する。そしてLaFaroの雄大なベース音に敬服する。 最後に二人のプレイを最大限に引き立ててる、Motianの器用で繊細なドラミングに唸らされます。結局何回も聴いて行き着く結論は、この三人じゃなきゃ駄目だってことだよな。 ラファロとモチアンは正反対のプレイのようで、完全にとけあっていてどっちが抜けても駄目 なのが、この一枚でよくわかる。ラファロのポワーンって音に、モチアンの器用なシンバルの 響かせかたが合うんだな、これがまたさ。My Romanceのやり取りは最高だね。 そして最後に思うが、Bill Evansという人がもっともやりたかった音楽ってのは 多分、Waltz For Debbyなんだろう。この1曲で、それまでの慣習も全部ぶち壊して 新たな音楽の世界を切り拓いたのは間違いない。これが始まりであり完成でもある。
1961年6月25日
1961年6月25日、日曜日のヴィレッジ・ヴァンガード。 偶然その場に居合わせた人たちは、その名演を気づいていなかったらしい。不思議な現象である。騒がしいお喋り、女性の笑い声。しかしそのノイズが少しも名演を毀損していない。演奏は黙殺され、天使が来る場所が出来た。その天使の聴く場所に偶然マイクがセットされていたかのように、私たちは録音装置を通して奇跡を聴くことが出来る。
聴けば聴くほど好きになる
デビーとはエヴァンスの姪。結婚してしまう姪に贈った曲が「ワルツ・フォー・デビー」。1曲目の「マイ・フーリッシュ・ハート」は恋に身を焦がす恋人の心を歌った名曲。聴かない名盤(特に前衛)も多いけれど、何百回聴いてもあきない。いくら聴いても音質が劣化しないCDで幸せというもの。エヴァンスのアルバムを1枚だけ選ぶとすれば、「ポートレイト・イン・ジャズ」か、この一枚になるのでは?「ワルツ・フォー・デビー」。インパルス盤で、黒人の甘い声のジョニー・ハートマンが歌っているがそちらもお薦め。スコット・ラファロ(ベース)とポール・モチアン)のプレイも、いまさら言うことはない。この録音の現場にいたかった。と、心から思う。 (松本敏之)
こういうのを探していました
 ジャズや演奏者の知識が無い私ですが、夜中に聴いていたいジャズとして これは最適でした。 いつもこれを最後に聴いています。  “やっと探し当てた” という気分で嬉しいですね。  もちろん 他にも沢山あるのでしょうが、音楽は実際に聴いてみないと。 レビューを読むだけでは どうしても伝わりにくいですからね。 好みの問題もあるし。  これからも、こういう雰囲気のいい曲を探して行きたいものです。  ジャケットもいいですね。
すべての音楽を聴く人たちに。
このアルバムはジャズ聴き始めの頃に必ず薦められるアルバムで、もちろんそれ以上ジャズを聴いて久しい人でも永く聴ける魅力を備えている。 かの有名なスコット・ラファロとのインタープレイが聴ける。 これほどデリケートな音は中々聴くことはできないだろう。 すべての音楽を聴く人たちにお薦めする。

ぐっすり眠れるジャズ

[ CD ]
ぐっすり眠れるジャズ

・オムニバス
【Warner Music Japan =music=】
発売日: 2008-06-11
参考価格: 2,500 円(税込)
販売価格: 2,500 円(税込)
ぐっすり眠れるジャズ
- 収録曲 -
1. ソー・メニー・スターズ(アール・...
2. エアポート・サッドネス(ブラッド...
3. リトル・ガール・ブルー(ミルト・...
4. ソー・リトル・タイム(デューク・...
5. ネイマ(ジョン・コルトレーン)
6. ヤング・アンド・フーリッシュ(ブ...
7. ブルース・フロム・ジ・イースト(...
8. 願いのすべて ディス・イズ・オー...
9. セントラル・パーク・ウエスト(ジ...
10. ザ・ピーコックス(ビル・エヴァン...
11. 酒とバラの日々 ディズ・オブ・ワ...
12. トータル・プレイズ(サイラス・チ...
カスタマー平均評価:  5
力が抜けて、呼吸が深くなっていく。
前作のクラシック編も愛用していますが、このジャズ編、DISC1、DISC2ともに1曲目の音が聞こえた瞬間、緊張していた身体がスーッとほぐれていきます。頭の天辺からつま先まで力がどんどん抜けていく。呼吸もゆったりと安定してきます。不思議なほどスムーズに眠る体勢へ移行していくのを感じられます。曲もアーティストもすばらしく、たいへんお買い得だと思います。
曲の質が高い!
私が愛用している「ぐっすり眠れるクラシック」のジャズバージョンということで早速買いました。 まだ買ったばかりなので眠りには試していませんが、聴いてみて曲の質の良さに驚きました。 私はジャズに詳しくありませんが、1曲1曲がすばらしい曲と演奏に感じます。 ブックレットによるとテンポや音量のばらつきを抑えるため細部にまで こだわったリマスターをしていると書いてあるので、 クラシックバージョンのように眠りの効果も期待しています。

ベスト・ジャズ100 ピアノ・スタンダーズ

[ CD ]
ベスト・ジャズ100 ピアノ・スタンダーズ

・オムニバス
【EMIミュージック・ジャパン】
発売日: 2006-07-19
参考価格: 3,500 円(税込)
販売価格: 3,148 円(税込)
ベスト・ジャズ100 ピアノ・スタンダーズ
- 収録曲 -
1. 朝日のようにさわやかに
2. マイ・ファニー・ヴァレンタイン
3. ミスティ
4. A列車で行こう
5. ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ...
6. サテン・ドール
7. 枯葉
8. マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ
9. オン・グリーン・ドルフィン・スト...
10. サマータイム
11. ボディ・アンド・ソウル
12. マイ・フーリッシュ・ハート
13. ワークソング
14. ルート66
15. アンフォゲッタブル
・・・
カスタマー平均評価:  5
ベスト・オブ・ベスト・コンピレーション
コンピレーション大流行で各社とも廉価で名演が聴かれる企画を次々に出しているが、この6枚組みセットは、企画、選曲、値段とも大満足な内容だ。いかにも名作、名演をそろえたというのもあるが、ピアノに絞っていることで、気を張って聴くことなく、自然に入っていけるところがいい。もちろん演奏は超1流どころ目白押しだが、それを感じさせない組み合わせも心憎い。これまで私財をなげうって、血眼になって幻の名盤を集めてきた先輩諸氏からすれば大いなる邪道だが、このような邪道が許されるほど、僕たちの音楽環境は豊かになり、恵まれた世界に身をおいているのであろう。後はいかに味わうか、楽しむかという次元につきる。高価な漱石全集の豪華本でも、簡素で低廉な文庫本でも、漱石の世界に入り込むのは感性と理解力がいかに優れているかにかかっているように。ありていに言えば、精神生活を楽しむためのレシピとでもいえそうな秀逸なコンピ盤なのだ。特に若い初心者やこれまでジャズと縁がなかったが、ちょっと聴いてみようかと思っている中高年の紳士、淑女にお勧めのベスト・ジャズだといえる。
ジャズ・ピアノ好きにはたまらない好企画だと思いました。
ソニー・クラークの「朝日のようにさわやかに」、ビル・エヴァンスの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」、チック・コリアの「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」、大西順子の「キャラヴァン」、ジョージ・シアリングの「君住む街で」、バド・パウエルの「虹の彼方に」、松永貴志の「シング・シング・シング」、ハンク・ジョーンズの「いつか王子様が」、ミシェル・ペトルチアーニの「ラウンド・ミッドナイト」ほかアート・テイタム、ケニー・ドリュー、デューク・ジョーダン、マッコイ・タイナー、ハンク・ジョーンズなど超一流ジャズ・ピアニストの饗宴といった感じがしました。 キラ星の如く、という表現がありますが、まさしくこのCDに捧げられるべきものだと思っています。 CD6枚組、100曲というボリュームです。フェイド・アウトは全くありませんから、多くのジャズ・スタンダード・ナンバーを心行くまで堪能できます。 60年以上前の音源から最新の録音まで実に幅広い年代にわたって、様々なレーベルから選曲されていますので、飽きることは全くありません。ジャズの初心者の方にはもってこいですし、熱心なジャズ・ファンにとっても新たな発見ができるような企画だと感じました。コスト・パフォーマンスは抜群です。本当によかったですよ。
スイングだけがジャズじゃない
ピアノのジャズベストは意外となかったので、これはとても重宝してます。本を読んだり、眠るときなど、様々なシチューエーションで・・・。ぜひ、ジャズは堅いと思う方も軽い気持ちで聴いてみてください。
こういうのを出さなきゃだめだよ。
良く、尻切れトンボ見本サンプル盤の様な途中切れの物を見かけますが、これは違います。  見本をあたかも製品の様に見立てて利益ばかりが優先すると良い音楽は廃れていきます。 でも本作は尻切れではありません、尻切れサンプラーを買って泣いた人は、BEST JAZZ100 同様に安心して聴けます。(東芝EMIで BEST JAZZ100以前に出したサンプラー物もあるので、他CDを探索する人は注意!!) この様な音楽の普及には大変に好感が持てます。(どの様にして良い音楽を聴いてもらうか)ライナーなどもしっかりとしており、これも良いです。    音楽に聴き入るも良いし、ただ流すだけでもいい、自分なりの楽しみ方、ゆっくりしたい時のムード作りにでも良いでしょう、自分の知らない音楽探し、ジャンル開拓にも良いでしょう。一生ものの音に出会えるかも知れません・・・・・・コピー対策だとか、DVD特典と称し抱き合わせなのか、特典なのか分からん事に力を入れるのではなく、こういう機会を(ジャンルを問わず)もっともっと企業は拡げて欲しいと願う。  
ゆっくり寛ぎませんか?
季節を問わず、このCDのような音楽が流れていると心身ともに癒されます。自分だけの寛ぎの時間を楽しむにも、大変お勧めのCDです。

ワルツ・フォー・デビイ+4

[ CD ]
ワルツ・フォー・デビイ+4

・ビル・エヴァンス
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2007-09-19
参考価格: 1,800 円(税込)
販売価格: 1,615 円(税込)
ワルツ・フォー・デビイ+4
ビル・エヴァンス
カスタマー平均評価:  5
最高のトリオ
ビル・エヴァンス。スコット・ラファロ。ポール・モチアン。 この三人が集まったのは奇蹟だろう。 聞けば聴くほど味がでる。 まずEvansの完成されたタッチに感動する。そしてLaFaroの雄大なベース音に敬服する。 最後に二人のプレイを最大限に引き立ててる、Motianの器用で繊細なドラミングに唸らされます。結局何回も聴いて行き着く結論は、この三人じゃなきゃ駄目だってことだよな。 ラファロとモチアンは正反対のプレイのようで、完全にとけあっていてどっちが抜けても駄目 なのが、この一枚でよくわかる。ラファロのポワーンって音に、モチアンの器用なシンバルの 響かせかたが合うんだな、これがまたさ。My Romanceのやり取りは最高だね。 そして最後に思うが、Bill Evansという人がもっともやりたかった音楽ってのは 多分、Waltz For Debbyなんだろう。この1曲で、それまでの慣習も全部ぶち壊して 新たな音楽の世界を切り拓いたのは間違いない。これが始まりであり完成でもある。
輸入版のほうが安いですが・・・
輸入版は同じ曲の別テイクが連続する曲順になっていますが、こちらの版は連続しないように曲順が変更されています。 その点を考慮して選択すると良いと思いました。 演奏の素晴らしさは言うまでも無いです。
美しすぎる…
ジャズ・ピアノっていろいろ定義、趣味は分かれるところだと思いますが、“美しさ”という点ではこれに勝るものはないのではないでしょうか…。 B.エバンス本人も本作でも最高の絡みをみせてくれたラファエロの死後、彷徨ったあげくE.ゴメスとの出会いで何とか音楽を持ち直したと思ったら、本タイトル名にもなっている姪っ子の父(自分の兄貴)の自殺があったりと本当に人生が翻弄され、それに連れ音楽も風貌も変遷が凄くて…。あげくに最後の作品名が“I WILL SAY GOODBYE”とまさに劇的な人生を送ったので、実際マイルス時代を含め、彼の参加作品をすべて追うことがジャズの探求そのもののような気がします。 その中で、本作は後のジャズピアノのあり方に相当な影響を与えたと思われ、それ以前にやはり美しすぎます…。ジャズってカッコいいなあ…。 クラシックやポップスのミュージシャンにも人気が高いのも納得、音楽の普遍性をまさに体現しているからに他ならないからだと思います。
ジャズ史上の至宝とも言える名演
ジャズ至上最高のトリオによる最高の演奏です。珠玉の名曲集という言葉は、このアルバムのためにあると思います。 代表作とも言える「ワルツ・フォー・デビィ」ですが、特にテイク1でのスコット・ラファロの弾くベースを中心に聴いてみると、この曲の軽やかさと同時に内在する奥深さが伺えます。エヴァンスの音楽を崩すことなく、ラファロは自分の感性の信ずるままに、雄弁で、絶妙のプレイを残しています。ベースをソロ楽器としてここまで自己主張しても崩れない演奏と構成は見事です。斬新な動きと天才の持つ閃きが感じられました。不慮の事故が無くてその後も彼が存命だったならばエヴァンスの音楽がどのように変化したのかが楽しみだったのですが。 ドラムスのポール・モチアンも二人の偉大な奏者の影に隠れていますが、上手いブラッシュさばきで、時にはバラバラな動きをするエヴァンスとラファロの接着剤的な役割を果たしています。三位一体とも言うべきジャズ・トリオの完成です。緊張感も相当ですし、白熱した演奏は名盤の誉れが高いのも頷けます。 ライブですし、録音の良さはと臨場感は特筆すべきものです。もしスタジオ録音だったらここまでのスウィング感と緊張感は生まれなかったように思います。 どの収録曲も慈しみながら愛聴してきました。何十回聴いたか分かりませんが、とにかく素晴らしい音楽なのは間違いないです。その詩的情緒あふれるリリシズムは、他のジャズ・ミュージシャンでは聴くことの出来ない繊細さを保有しています。彼の美意識に貫かれたピアノ・スタイルは、色あせることなく、今も多くのジャズ・ファンに愛され続けています。
録音の現場にいたかった
デビイとはエヴァンスの姪。結婚してしまう姪に贈った曲が「ワルツ・フォー・デビー」。1曲目の「マイ・フーリッシュ・ハート」は恋に身を焦がす恋人の心を歌った名曲。聴かない名盤(特に前衛)も多いけれど、何百回聴いてもあきない。いくら聴いても音質が劣化しないCDで幸せというもの。エヴァンスのアルバムを1枚だけ選ぶとすれば、「ポートレイト・イン・ジャズ」か、この一枚になるのでは?「ワルツ・フォー・デビー」。インパルス盤で、黒人の甘い声のジョニー・ハートマンが歌っているがそちらもお薦め。スコット・ラファロ(ベース)とポール・モチアン)のプレイも、いまさら言うことはない。この録音の現場にいたかった。と、心から思う。 (松本敏之)

I Will Say Goodbye

[ CD ]
I Will Say Goodbye

・Bill Evans Trio
【Original Jazz Classics】
発売日: 1996-02-12
参考価格: 1,342 円(税込)
販売価格: 1,113 円(税込)
I Will Say Goodbye
- 収録曲 -
1. I Will Say Goodb...
2. Dolphin Dance
3. Seascape
4. Peau Douce
5. Nobody Else But ...
6. I Will Say Goodb...
7. Opener
8. Quiet Light
9. House Is Not a H...
10. Orson's Theme [*]
カスタマー平均評価:  5
心に沁みるとはこのことか・・・
とにかく1曲目のメロディが泣けます。 曲を通じて同じモチーフの繰り返しではありますが、それがかえって脳にメロディーを刻み込んでくれます。 当時のビル・エヴァンスは精神的に苦しい時期だったとのこともあり、アルバム全体がメランコリックな雰囲気に包まれていますが、他の名盤と呼ばれる作品に比べても全く遜色ないインパクトを秘めていると思います。
晩年の傑作
Evansは晩年に円熟味に溢れた作品を沢山残してるが、この一枚が一番秀作だと思う。 まず切ないほど美しい、「I will Say Goodbye」と「Seascape」。 音から人情味があふれでて、温かい気持ちになれる「A House Is Not a Home」など 名曲が沢山はいってます。 でも僕が一番好きなのは「THE Opener」なんだよなー。ラファロやモチアンの時のコンビと 比べれば、確かにひけをとるかもしれないが、Gomezの、なめらかで伸びるようなベースプレイとZigmundの覇気のあるドラミングとの組み合わせもなかなか良いです。 後期は悲しい曲調が多いEvansだが、やっぱり彼が一番やりたかった音楽は、openerみたいな 三者三様の躍動感あふれる曲なんだと思う。 あとジャケットの画がいいよね。始まりとも終わりとも取れる画が・・・・・・
涙がでるような美しさに彩られた「SEASCAPE」 
ビル・エヴァンスは麻薬の常習により健康を蝕み、50年という短い生涯を終えるわけですが、この『I Will Say Goodbye』は、彼の最後の輝きを放ったアルバムです。 この3ヶ月後に録音した『You Must Believe In Spring』と共に晩年の傑作という意味では、多くの方の賛同を得られると思います。 エヴァンスは耽美的だと評されています。3曲目の「SEASCAPE」のように、ガラス細工のように繊細で、細部にまで美しさを散りばめたような演奏は他のジャズメンはもちろんのこと、エヴァンスによる過去の録音の中にもなかなか見つけ難いです。この抒情的な演奏は何回聴いても飽きるということはありません。それほど深い精神性をたたえています。もしまだ聴かれていないようでしたら是非聴いて欲しい演奏です。 このアルバムの収録前後、元の妻エレインは地下鉄へ飛び込んで自殺し、兄も銃で頭を打ち抜いて自殺するという悲劇が相次いでエヴァンスを襲います。そのような精神状態の中で収録したこれらの演奏の中に、心の安住を求めるのは当然でしょう。 「I Will Say Goodbye」、「Quiet Light」、「A house Is Not A Home」など美しい曲が数多く収録されているのは、ピアノを演奏することで繊細すぎる彼の精神のバランスを図ったとのだと推測します。それによってこれだけの美しい作品を今聴くことができるわけですが。 1960年代前半のラファロ、モチアンとのトリオの美しさとはまた違ったエヴァンスの素晴らしさを感じることができるアルバムだと言えましょう。
たまらなく切なく美しい
正直知り合いのすすめで買ったCDなんですが、ほんとにI will say goodbyeは素晴らしく美し い曲です。2 take入っていてそれぞれ若干違います。どちらもやばいほど美しいです。ジャズはあまりよく知らなくて手持ちのCDでも10枚くらいしかないんですが、これとオスカー ピーターソンの「自由への讃歌(変ロ長調の方」はいろんなクラシックの美しい名曲と比べ ても遜色ない、もしくは上回る感動を与えてくれます。
知性とセンチメンタルの溶解点
ビル・エバンスを語る場合、ややもするとスコット・ラファロとのコラボレーション4部作に集約し、その後の音楽人生をそこからの展開、もしくは踏襲という見方をしてしまう嫌いがないだろうか。僕自身60年代初頭のエバンスの完成されたインター・プレイを評価するあまり、晩年の耽美的過ぎる彼の世界とまともに向き合っていなかった。しかし、You Musut Believe In Springと出会い、晩年のエヴァンスの深い精神性とどこまでも探求していく姿に感銘を受けた。そしてこのアルバムはそれに勝るとも劣らないいわば知性とセンチメンタルの溶解点を示すバランスの取れたエバンスの晩年の到達点だと感じた。I Will Say Goodbyeの比類なき美しさ。Dolphin Danceのリリカルで楽しいリズム。Nobody Else But Meの軽快さ。そしてエバンス自身のオリジナルOpenerのアグレッシブでドライブの効いたタッチなど随所に魅力が詰まっている。このアルバムのもう一つの魅力はジャケットのすばらしさにある。夜明けかトワイライトの陸橋を走る一台の古めかしい車。それはまさにWay(人生)そのものを暗示する象徴的なイメージである。センターラインが二本延び、空の果てまで続いている。すべてのものに終わりがあるが、そこにこめられた精神は永遠である。彼の兄の死へのレクイエムであるとともに彼自身の遺言のように思えてならない。そうI Will Say Goodbyeこそビル・エバンスの最期のメッセージなのだ。

Explorations

[ CD ]
Explorations

・Bill Evans Trio ・Scott LaFaro
【Riverside/OJC】
発売日: 1991-07-01
参考価格: 1,342 円(税込)
販売価格: 1,136 円(税込)
Explorations
- 収録曲 -
1. Israel
2. Haunted Heart
3. Beautiful Love [...
4. Beautiful Love [...
5. Elsa
6. Nardis
7. How Deep Is the ...
8. I Wish I Knew
9. Sweet and Lovely
10. Boy Next Door [*]
カスタマー平均評価:  5
捉えよう次第、地味か?おいしい所どりか?
いわゆるリバーサイド四部作と呼ばれる作品の中では一番目立たない存在だろう。 1959録音の前作「Portrait In Jazz」、同年に録音される「Waltz For Debby」、 「Sunday at The Village Vanguard」に挟まれる形な訳だが、前作の水の流れのような 完璧さとも違い、のちの躍動感溢れるプレイとも、また違うアプローチを聞かせてくれる 作品だ。そういう意味では、ある意味両方を繋ぐ架け橋的な作品で、内容も、ささやかだが 実験的な色合いが濃い気がする。 この作品の面白いのは、起承転結のあり方だろう。全曲中最も、昂然とした仕上がりになってる「Israel」から始まるSide1は、消え入るように終わる「Elsa」で幕を閉じる。 そして、Side2は徐々に闇から浮き出るような怪しさがある「Nardis」から始まり、ラストは これでもかってぐらいアグレッシブな「Sweet and Lovely」をもってきたりする。 普通に考えれば、何か異質な感覚を受ける流れは、題名通り探求心をもって臨んだ結果なのかもしれない。 サウンドに関していえば、ドラムとベースはやや抑え気味で、ピアノも、どちらかというと 繊細でデリケートな出来になってる。つまり普通に聞けば、地味な印象がぬぐえず、何か 欠けてるんだが、それでも聞くのは、もう言葉じゃなくてフィーリングなんだろう。 悪い意味じゃないんだが、この作品は、ポートレイト、ワルツ、ヴィレッジ・ヴァンガード、 の3枚を聴いてから、手を出したほうが、満喫できるのかもしれない。
素晴らしい。
「Portrait in Jazz」や「Waltz for Debby」と並んで有名なRiverside盤です。 私はこれほど透き通った音楽を聴いたことがない。 正に究極のリリシズムである。 私はマイルス・デイヴィスの「クールの誕生」でも演奏されているIsraelが特に好きです。 絶対に買って損はしないでしょう。
リバーサイド四部作で最も奧が深いアルバム
日本で本作のLPが最初にリリースされた時のタイトルは「探求」。ビル・エヴァンス(ピアノ)、スコット・ラファロ(ベース)、ポール・モチアン(ドラムス)の三人が、儚くも繊細なピアオトリオの美しさを追求した作品集。オリジナルアルバムに収録されていた8曲は全てバラードとミディアムからなる。同一トリオの前作ポートレイト・イン・ジャズと比べると、モチアンのドラムスが少し後退し、ファラロのベースとエバンスのピアノのソロプレイが前面に押し出されている。 リーダーエヴァンスのピアノは最初の絶頂期を迎え、その繊細で美しい旋律はリスナーの心を捉えて離さない。次々に現れる斬新なピアノのフレーズは、色あせるところがないどころか、現代においても新鮮な印象をリスナーに与える。ラファロの瑞々しいベースは、微に入り細に入りエヴァンスのピアノに絡み相乗効果を醸し出す。モチアンの控えめで的確なドラムスをバックグランドミュージックとして、エヴァンスとラファロの二人がまるで親しげに会話を交わしているかのようなやりとりだ。 ベースが陰のようにピアノに寄り添い、ほっておけば空間に消え去って行ってしまいそうなリリカルなピアノを押し留める。ポートレイト・イン・ジャズのバラードを、より一歩前進させた音世界が展開される。この深遠さと完成度の高さはピアノトリオの最高峰と言えるだろう。 ここでのエヴァンスの紡ぎ出す新鮮で美しいメロディとトリオの水を漏らさぬインタープレイは、後のキース・ジャレット・トリオに大きな影響を及ぼしていると思う。聴けば聴くほどに味わい深くなるアルバムだ。
孤高のジャケ損盤。
選曲も曲順も考えられてる。 序曲「Israel」は只タダ美しく、目を閉じ聴き入ってしまう『何も考えたくない』って感じ。 Milesの[Birth of the Cool]では気にも留めなかった曲なのに。 2002年【○○○三世】作曲者である某氏のLiveで初生演奏「Beautiful Love」に感激、 翌年も演奏したし氏も好きみたい。続く「Elsa」もイイっ、愛奏曲になるのワカル。 そして必殺「Nardis」。初聴きの時は特に何も感じなかったのに、聴く程好きになる。 Miles先生が『Evansの為に』書いたらしく、確かに自作で演ってナイ。 日本人が最も好きな[?Debby]の様な甘?い感じとは違う孤高な世界、コレこそBill Evans。 4部作の中で地味な位置なのは、ジャケ損してるとしか思えナイ。
このトリオの持つ可能性のExplorations(探求)
1961年2月2日ニューヨークで録音。現在のCDは1987年にディヴット・ルークの手でデジタル・リマスタされている。 Explorations(探求)と名付けられたこのアルバム、ビル・エヴァンスの考えるジャズが具現化している。ピアノは常に高音部中心にリリカルに踊り、インタープレイを挑むスコット・ラファロのベースに低音部をまかせている。時にこのアルバムを聴きながらピアノに向かいその手の動きをなぞってみるのだが、ほとんどが高音部のタッチなのに驚く。そして時にはラファロに全てをゆだねてしまい、消え去る。まさにExplorations(探求)だ。 『Blue in Green』はマイルス作曲になっているが実はビル・エヴァンスが作ったことで有名だが、そのお返しのように自分では演奏していない『Nardis』をマイルスがエヴァンスに贈っている。このあたりもミュージシャン同士の心意気みたいなものが感じられて面白い。 ひたすら静かに輝くビル・エヴァンスのピアノはこのトリオの持つ計り知れない可能性を確信しているかのようだ。このトリオの持つ可能性のExplorations(探求)である。しかし、1961年7月6日に25歳の若さでラファロを交通事故で失うことになる。あまりに哀しい結末である。

Portrait in Jazz

[ CD ]
Portrait in Jazz

・Bill Evans Trio ・Scott LaFaro
【Riverside/OJC】
発売日: 1991-07-01
参考価格: 1,342 円(税込)
販売価格: 1,504 円(税込)
Portrait in Jazz
- 収録曲 -
1. Come Rain or Com...
2. Autumn Leaves [T...
3. Autumn Leaves [M...
4. Witchcraft
5. When I Fall in L...
6. Peri's Scope
7. What Is This Thi...
8. Spring Is Here
9. Someday My Princ...
10. Blue in Green [T...
11. Blue in Green [T...
カスタマー平均評価:  5
これが嫌いな人がいるだろうか?僕はあったことない。
Jazz初心者、Bill Evansを初めて聞く人、ジャンル問わず美しいピアノの音色が聴きたい人 すべてにお勧めできる作品。 従来のスタンダードナンバーを、これでもかってぐらいクリアに、これでもかってぐらい洗練 させた音色で表現してる一枚。「Come Rain Or Come Shine」から「Blue In Green」まで、 水の流れのように心地よく、あっという間に流れてしまう。 モチアン、ラファロとの三位一体のバランスの良さに加えて、クラシックの影響を受けてる 印象主義的で、音の余韻が長く残る、エヴァンスの優美なタッチは耳から涼風が吹き込んで 全身にすがすがしい物が伝わっていく感じがする。 リバーサイド四部作はすべて傑作だが、とりわけこの水のように広がる浩然とした音の空間は 他の作品とは一線を引いてると思う。題名通り、一番残るものが多い一枚かもしれないな、 普段何気ない所で、ふとメロディが流れてたりするから、、、
インタープレイの極致
天才ベーシスト、スコット・ラファロを擁したビル・エヴァンストリオの名盤。 まず、ジャケットのエヴァンスがかっこいい。 インテリジェンスを感じる。 それを反映してか演奏もピアノ、ベース、ドラムがお互いのプレイに触発されながら演奏が展開されていく。まさにインタープレイの極致ともいえる。 こんなに軽やかに演奏された枯葉はなかった。 聴いているとウキウキしてくる。 ピアノトリオが好きな人に、ぜひ聞いてもらいたい1枚だ。
名盤です
Bill Evansはレコードで持っているのでCDでも揃えようと思い購入。 レコードでも一番最初に買ったPortrait in Jazzにしました。 これを超えるjazzピアノの演奏は皆無でしょう。 違うタイプではバドパウエルはすごいですが、、、 浸れるjazzをお探しであれば迷わずこの名盤を。
ベーシスト必聴
ビル・エバンスはそれほど好きではないけれど、このトリオによる四部作だけは別格中の別格。 リズム楽器という呪縛からベースを解き放った天才スコット・ラファロという不世出の相棒を得たビル・エバンスの指が水を得たトビウオのように鍵盤の上を立体的に跳び回る。それでいて決して情感に溺れない適度な抑制が見事。 第2トラックのスコット・ラファロのフレーズは昔のベーシスト時代にコピーしたことがあるけど、それがベース以外の楽器に移った今もちゃんと自分のフレーズになっているからすごいと思う。 BGM:映画『サンチャゴに雨が降る』はどこへ行った?
等身大のジャズ・スピリット
ビル・エヴァンスはジャズ界の宝。等身大のジャズ・スピリットに 没頭させられてしまう。要するに、聴き込んでいる自分… ここにはジャズそのものがある。8曲目の美しさ! 彼が自然体のジャズそのものを提示してくれるので、 安心して聴いていられる。

Sunday at the Village Vanguard

[ CD ]
Sunday at the Village Vanguard

・Bill Evans Trio ・Scott LaFaro
【Riverside/OJC】
発売日: 1990-10-25
参考価格: 1,342 円(税込)
販売価格: 1,084 円(税込)
Sunday at the Village Vanguard
- 収録曲 -
1. Gloria's Step [T...
2. Gloria's Step [T...
3. My Man's Gone Now
4. Solar
5. Alice in Wonderl...
6. Alice in Wonderl...
7. All of You [Take...
8. All of You [Take...
9. Jade Visions [Ta...
10. Jade Visions [Ta...
カスタマー平均評価:  4.5
この渋さ、
名盤Waltz For Debbyの存在によって隠れているが、こちらも質の高い双子。 Waltz?を華やかな桃色で表現すると、こちらは濃い茶色って感じでパッとした華やかさは ないが、なんともいえない温かさと渋さがあります。Featuringとなってるように、LaFaro作曲の「Gloria's Step」と「Jade Visions」が収録されてます。 どちらも地味ながら磨けば輝くって感じで、まさに聞き込むことで良さに気づけるし、感覚 がどんどん研ぎ澄まされような感覚になる曲です。まさにJade(ひすい色)だね。 あとお勧めは何といっても「Solar」だなあ。これでもかってぐらい陶然としたアプローチを していて、何とも妙なリズムになっててひきこまれます。ラファロのベース・ソロも充分すぎるぐらい堪能できます。 一流のベースプレイヤーの軌跡。
「ポップでないところがよいですね」
「ワルツ・フォー・デビィ」の場合、純粋なジャズ・リスナーでない僕のような人間だと、冒頭2曲の天下無敵のポピュラリティにノックアウトされてしまい、アドリブや掛け合いの部分がどうしてもすーっと抜けてしまいます。このアルバムぐらいテーマが無愛想なほうが、エヴァンス・ラファロ・モチアン3人のやりたかったことが自然と心に響いてくるような気がするのです。しかしこの人たちの音楽は危険だ。一度はまりだすと、全てを捨てて一日24時間ひたすらこの音楽の中に浸っていたくなるような、依存度の高い麻薬のような中毒性があります。ただ、一聴心地よい音楽ですが、異常なまでの緊張感が全編みなぎっており、1枚聴き終えるとものすごく疲れます。
言葉では表し切れない美しさ
クールで緊張感のある音色とリズムをもってぐいぐい惹き込まれる「Groria's Step」ミディアムな心地良いテンポで痺れるように甘く、それでいて深みを感じさせる「Alice in Wonderland」この二つをはじめとして、アルバム全体を通して感じられるトリオの一体感。踊るようなラファロのベース。そして何より、表現豊かなエヴァンスのピアノ。何を取っても一級品で、聞くたびに音に酔わされてしまいます。あるいは、音に溺れる、といった方が近いかもしれません。選曲は落ち着いたものになっており、そのせいもあってか強くのめり込み、またのめり込んだ分だけさらに揺り動かされる。穏やかだが深い、そんな魅力に満ちた作品だと思います。少し大袈裟な表現になってしまいますが、幾百幾千の言葉で語られようと、この魅力を語り尽くすことは出来ないんじゃないかな。まさに「百聞は一見にしかず」ならぬ「百見は一聞にしかず」が相応しいように感じます。ジャズファンには是非とも味わって欲しい至高の一品です。
『ワルツ・フォー・デビー』と双子のアルバム
『ワルツ・フォー・デビー』と同日の1961年6月25日 ニューヨーク、ヴィレッジ・ヴァンガードにて録音。わずか11日後、1961年7月6日に25歳の若さでラファロを交通事故で失うことになる。 言ってみれば双子のアルバムである『ワルツ・フォー・デビー』だが、実際はこちらの『サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』の方が第一集だった。この日はライヴの最終日でもあったらしい。でもよく考えるとTake1からTake3まで存在するライヴということは、実際はヴィレッジ・ヴァンガードでの何日かのテイクをまとめたうち最も良くできた演奏をアルバムにしたものというのが真相なのかも知れない。そうでなければ『All Of You』や『Gloria's Step』を一日に3回も演奏したことになる。 そういった些細なことはともかく。聴き出した瞬間から世界が変わってしまう。ビル・エヴァンスはスコット・ラファロという不世出の天才を得て、ピアノ・トリオを発明したのだ。ひたすら静かに輝くビル・エヴァンスのピアノはこのトリオの持つ計り知れない可能性を確信しているかのようだ。
名盤です
このヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ演奏の直後に自動車事故で急逝したスコット・ラファロの追悼盤とも言うべき性格をもったアルバムです。確かに彼のベースを聴いていますと、ビル・エヴァンスの旋律とは全く違ったベースラインを描いています。丁度、バロックで言う所の対位法的な動きです。インプロビゼーションの点から見ても興味深い収録です。事前にどのようなやり取りをしていたかが興味のあるところですが。 確かにスコット・ラファロのベースからは過去のベースメンにはない斬新な動きと天才の持つ閃きが感じられます。雄弁ですね。彼がその後も存命だったならばビル・エヴァンスの音楽がどのように変化したのかが楽しみだったのですが。 ドラムスのポール・モチアンも二人の影に隠れていますが、上手いブラッシュさばきで、時にはバラバラな動きをするエヴァンスとラファロの接着剤的な役割を果たしています。三位一体とも言うべきジャズ・トリオの完成です。緊張感も相当ですし、白熱した演奏は名盤の誉れが高いのも頷けます。 『ワルツ・フォー・デビー』と同様、記念すべき1961年6月25日のライヴ録音ですが、ヴィレッジ・ヴァンガードのお客さんはあまりノレている感じがしません。不思議ですが、このアルバムに収録されている曲が少し難解だったのでしょうか。 「ワルツ・フォー・デビー」「マイ・フーリッシュ・ハート」のように親しみを覚える曲が『ワルツ・フォー・デビー』に収録されたことにより、二つのアルバムの売れ行きが変わったのですね。「不思議の国のアリス」の2つのテイクは共に良い演奏なのですが。 それともエヴァンスの哲学者のようなジャケットの写真が難しさをもたらしたのでしょうか。

Bill Evans Alone

[ CD ]
Bill Evans Alone

・Bill Evans
【Polygram】
発売日: 1990-10-25
参考価格: 1,679 円(税込)
販売価格: 1,332 円(税込)
Bill Evans Alone
- 収録曲 -
1. Here's That Rain...
2. Time for Love
3. Midnight Mood
4. On a Clear Day (...
5. Never Let Me Go
6. Medley: All the ...
7. Time for Love
カスタマー平均評価:  5
自己との対話
ソロピアノはおそらく最も完成されたフォームではないだろうか。ソロの演奏の中に全てがこめられ、必要にして十分な世界がそこにはある。とはいっても、ソロピアノという何のごまかしがきかない世界で勝負するにはよほどの実力と精神性がなければメッキがはらはらと剥げ落ちてしまうであろう。そんな厳しい世界を早い時期から試み、自己との対話を通じて深い精神世界にまで及んだピアニストこそビル・エヴァンスに他ならない。かつてこのアルバムをウォークマンで聴きながら、展覧会会場にいったことがあった。アンゼルム・キーファーの展覧会だったと記憶するが、そのときの視覚と聴覚の信じられないほどの相互貫入と、それによって高みへと運ばれ浄化された体験は忘れられない。音楽と美術が単に相性がいいといっているのではない。ときに予想を超えた化学変化をきたす危険な出会いがそこにあることをいいたかったのだ。それらは聴くと見るという行為、さらには優れた作品との対峙が引き起こす自己との対話の純化した姿なのだろう。
ビル・エヴァンスのソロ・アルバムの中でも代表と言えるものでしょう
Verveに残された『Bill Evans Alone』は、ビル・エヴァンスのピアニストとしての最大の特徴であるリリカルな音楽性を如何なく発揮したアルバムです。 1曲目の「Here's That Rainy Day」からいきなりエヴァンスの美しいピアノの世界にいざなってくれます。深く静かに、自分の心の中を見つめながらピアノの鍵盤をさぐるような感じがとても好きですね。心の揺れをスウィングするピアノで表現できる稀有なピアニストだとも思います。 2曲目の「A Time For Love」の演奏のように、時折音の密度を少なくし、静寂をもたらすことで、余韻と抒情が生まれます。決して全ての音符を隙間なく埋め尽すような演奏はしませんので、その辺りをテンポ・ルバートする奏法が個性を際立たせているのでしょう。 「Midnight Mood」の温かいスウィング感も好きです。このような軽快さもまた彼の演奏スタイルの魅力だと言えるでしょう。 14分以上演奏する「Never Let Me Go」はソロ・インプロヴィゼーションの中でも一際評価されている曲です。 内省的で陰影に富み、心の趣くままテンポを揺らし、様々なメロディとハーモニーを紡いでゆき、大きな音楽のまとまりとして提示した演奏です。彼の才能の煌きを最大限に発揮したソロだと言えますね。 演奏と共に少しずつノッてきたのでしょう。饒舌なピアノは熱を帯びてきます。何度聴いても素晴らしいとしか言いようのない演奏ですね。
イマジネーションを掻き立てる演奏技術
一言で言えば「物凄く良い」につきる。 まずもって一曲目にきている「Here's That Rainy Day」。 私はこの曲を別のCDで聴いたがためにこのCDを購入するに至ったのだけれども、 これを聴くと午後のマンハッタンとそこに降る雨が見えるような気さえする。 他の曲は私は一曲目ほどには特別なイメージを抱かなかったのだが、 それでも何十回、何百回とMDで聴いているのに、放り出す気がしない。 落ち着いた雰囲気、零れ落ちる美しい音。 もはや録音のレトロな雰囲気ですら重要な演出としてあるかのように思える。 ジャズに縁の無い方にも聴いて欲しい名盤である。
ビルと私
私がビルと出会ったのは80年代半ばだった。それまでジャズについてはそれほど興味がなかった。(グラッペリ、メセニーを除いて)田舎の中古レンタルレコード店に暇つぶしに入ったとき、そこにビルがいた。20枚ぐらいのLPアルバムが置かれていた。あまりよく覚えていないが、なぜか、1枚借りました。そして・・・とにかく私においてビルはお金があればすべてのCDを買いたいぐらいのアーティストの一人です。そして「ALONE」は私の知っているビルの中で最も素晴らしい彼の世界です。ALONEはクラシックファンにも不思議なジャズとして受け入れられるのではないでしょうか。
私をジャズの世界に誘ったのがビル。そういうわけか分かりませんが、普通のジャズファンの方とは、なぜか話が合わない部分があるのです。そこがなぜか不思議でますますビルを聴きたくなります。無責任かもしれませんが、1度は聴いてみる価値のあるアルバムだと思います。
ある意味高音質版よりもGood
最初、このアルバムを買った時結構ノイズが気になって仕方がなかった。後になって高音質版(ボーナストラックたくさん入ってる)が出たので買ってみた。でも、高音質版は何かが”違った”。確かに音は良くなったのだけど、余計(と思われる)なボーナストラックがアルバム全体のバランスを崩してしまったように思える。 このオリジナル版は曲数も控えめで、全体を通してリラックスして聞ける。そうした意味でも、このオリジナル版は高音質版よりもGoodなのです。

1958マイルス+2

[ CD ]
1958マイルス+2

・マイルス・デイヴィス ・ジョン・コルトレーン ・キャノンボール・アダレイ ・ビル・エヴァンス ・ポール・チェンバース ・ジミー・コブ ・フィリー・ジョー・ジョーンズ
【ソニーレコード】
発売日: 2001-05-23
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,850 円(税込)
1958マイルス+2
- 収録曲 -
1. オン・グリーン・ドルフィン・スト...
2. フラン・ダンス
3. 星影のステラ
4. ラヴ・フォー・セール
5. リトル・メロネー
6. リトル・メロネー(別テイク)
7. フラン・ダンス(別テイク)
カスタマー平均評価:  5
池田満寿夫のジャケットもいい、マイルスの洗練されたサウンドを満喫できる一作
片面CBS吹き込みの”マイルス・セクステット”で残る片面がフィリップスの”死刑台のエレベータ”であった「ジャズトラック」から、 日本の企画でセクステットだけをまとめたのが本アルバム、ということで70年代に唐突に出てきた感があった。 池田満寿夫のイラストが素敵なジャケット(これは女性は100%「ステキ?!」という)にも惹かれて買った記憶がある。 パーソネルの中で触れておかなければいけないのは、3人。 このアルバム収録の二ヶ月前に名盤"Something Else"を、 Milesを招いて作ったキャノンボール・アダレイ(実のところ、これはMilesがリーダーのアルバムになっている)。 Milesの師匠、チャーリー・パーカーを彷彿とさせるアルト・サックスである。 それから、ビル(ギルではない)・エアバンスのピアノ。 彼の”Explorations”を聞いてもらえばわかるが、独特のたる?いサウンドを展開する。 そして、テナー・サックスをブロウするジョン・コルトレーン。 ・・・それにしても、なんて洗練されたお洒落なサウンドなんだろう。 約半世紀前の作品とは思えない。 聞いていてうっとりするMilesのベストプレイの1つである。
マイルスのミュートで演奏される聴き易いアルバム!
マイルスのミュートで演奏されるバラッド中心の良く出来たアルバムです。 5曲目以外、マイルスはハーマン・ミュートを使用。大名盤「kind of Blue」とは違い、スタンダード中心の構成なのも聴きやすいポイントです。 お勧めは1曲目の「On Green Dolphin Street」、 ビル・エバンス(p)のロマンチックなピアノソロで始まり、ジミー・コブ(ds)の控えめなブラシをバックにマイルスのミュート・トランペットが入る構成などは素敵です。 またC.ポーター作曲の「Love For Sale」は、同時期に録音された「Somethin'Else / C.Adderley(Ble Note BST81595)」のバージョンと聴き比べるのてみるのも面白いですね。 今回は「マイルス・デイビス紙ジャケ復刻ベスト30」の1枚で、DSDマスタリング・マスター使用。銀蒸着CD。原盤ライナーノート訳を所収しております。
58年のマイルス音源から成る名盤コンピが高音質で甦る
今回のDSDリマスタリングによって音質が格段に向上している。輸入盤CDのJazz Master Seriesではテープヒスが目立っていたが、本盤ではきれいに取り除かれている。それとステラ・バイ・スターライトのバージョンが上記の輸入盤とは違うらしい。詳しくは中山氏の「聴け」でご確認を。マイルスが引退していた1979年に日本のCBSソニーの企画で編集されたコンピレーションだが、マイスル不在の急場しのぎに作られたのもとは到底思えない程内容は素晴らしい。演奏メンバーはあの"Kind Of Blue"と同一だが、あれほど堅苦しい感じはなく、ぐっとリラックスした演奏内容となっていて聴きやすく初心者にもお薦めしやすい。実は私も本盤をジャズ初心者の頃聴いてマイルスとモダンジャズに傾倒していった経験がある。 マズは一曲目の"On Green Dolphin Street"が問題なしに良い。Bill Evansのリリカルなピアノのイントロが爽やかな風を運んでくる軽やかなアップナンバー。続くマイルスのミュートが卵の殻の上を歩き、トレーンが最初はやさしいが徐々に凶暴になるトーンで全部ぶっ壊し、キャノンボールが笑いながらきれいに後かたづけをする。二度目のソロではEvansがビーバップフレイズを叩き、最後にマイルスがメロディーを吹いて締める。二曲目の"Fran Dance"はマイルスお得意のバラード、キャノンボール美しいアルト、トレーン叙情的で力強いテナーを聴いているともうカインド・オブ・ブルーの世界の一歩手前まで確実に到着していることが判る。その後の"Stella"や"Love For Sale"も屈指の名演奏だと言える。やはりこのクイテットはマイルスにとって特別なものであり、腕達者なメンバー一人一人も充分にその上手さと個性を発揮できるスペースがあり、全体としても最上質のモダンジャズとなっている。PrestigeからCBSに移ってからのマイルスクインテットはどことなくぎこちなさがあり、その堅苦しさが少し聴きにくさに繋がっていた面があったが、本盤ではドライブの効いたライブのような演奏が聴けて好きだ。
カインド・オブ・ブルーと同じメンバーの顔合わせセッション
希代の傑作「カインド・オブ・ブルー」を生み出した奇跡のセクステットの顔合わせセッション的なアルバムです。カインド・オブ・ブルーの深遠な世界とは違う、リラックスしたスタンダード演奏集。ビル・エヴァンスの個性が全体のトーンを規定しているのが聴き取れます。
聴けば聴くほど一生モノだと思える。(古いテープでこれを渡してくれた生物の先生に感謝します)
印象的な赤のデザイン(池田満寿夫氏による版画)が僕には日の丸カラーを連想させ、日本が世界に発するマイルスの音源という誇りに感じられる。その音は膨大な作品がある中で黄金コンボがそろい始める1958年。ジョン・コルトレーン、キャノンボール・アダレイ、そして初参加のビル・エバンス(マイルスとの音源は少ない)という華やかさなのだ。 そして今作の演奏が「聞きやすい」とよく言われる理由は、マイルスの描く思想がわかりやすく纏められているからではないか。マイルス独特のシンプルなものに込める深み、そしてモードジャズ完成前夜の自由な展開力を秘めた知的さ。これらを難しくせず、旋律の幹がどっしりしたスタンダードらに秘めさせ、組まれている。 特に「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」だ。ビル・エバンスが初めに描く軌道の美しさがいきなり神聖で、空気がだんだん緊張し、ポール・チェンバースのベースも加わり流れが速くなるところへ、主人公マイルスが登場する。この最初の一吹目の思慮深さ、そして次々とソロが入れ替わる中でも次に何が起こるのかという興味で待つ空気がたまらない。構成がカッコイイというよりは繋いでゆく意思が非常にカッコイイ。旋律のバトンの中に内省的な恍惚がある。 「フラン・ダンス」は妻フランシスへのオリ曲。これがまた素晴らしく、コードの上でアンニュイに歌うようなマイルス。思えば控えめな表現がなせるエバンスの思想はマイルスにうってつけなのかもしれない。「星影のステラ」ではマイルスのメロウな表現技法がこれでもかとみせつけられる。ランデブするエバンスとコルトレーンの性格の違いも面白い。「ラヴ・フォー・セール」は跳ねる様なリズムセクションが印象的。代わりにに音を丁寧に作り出すマイルス。間やタッチが官能的だ。「リトル・メロネー」は実は55年の音。モノラルの音も空間を感じられてこれも結構いい。



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 更新日 2008年10月11日   ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク