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ケイト・ブッシュ


天使と小悪魔

[ CD ]
天使と小悪魔

・ケイト・ブッシュ
【EMIミュージック・ジャパン】
発売日: 1995-05-31
参考価格: 1,682 円(税込)
販売価格: 1,500 円(税込)
天使と小悪魔
- 収録曲 -
1. 天使と小悪魔
2. サキソホーン・ソング
3. 奇妙な現象
4. 風に舞う羽根のように(カイト)
5. 少年の瞳を持った男
6. 嵐ケ丘
7. ジェイムズ・アンド・コールド・ガン
8. フィール・イット
9. 恋って何?
10. ラムールは貴方のよう
11. ローリング・ザ・ボール
12. 生命のふるさと
13. キック・インサイド
カスタマー平均評価:  5
ブッ翔んだデビュー・アルバム
まさしく"小悪魔"ケイト・ブッシュのデビュー・アルバム。「嵐が丘」を聴いた時はブッ翔びましたね。既成の音楽の概念を壊した癖のある曲構成と透明感がありながら小悪魔的な独特の高音と歌唱法。現在はさんまの「恋のから騒ぎ」のテーマとして使われているので、その番組用に作られた曲だと思っている人もいるようだ(家内の事)。 プロデューサは、あのP.フロイドのD.ギルモア。私はフロイドのファンなので、これにも驚いた。噂では、ギルモアは大分ケイト・ブッシュに入れ込んだらしい。そうでなければ、如何に才能溢れる個性派女性アーティストとは言え無名の新人のポピュラー・アルバムのプロデューサを引き受ける筈がない。 「嵐が丘」の他にも「ローリング・ザ・ボール」等"やみつき"になる佳曲が多い。文字通りの"小悪魔"の天使の囁きにノックアウトされる衝撃的アルバム。
THE KICK INSIDE!
 「THE KICK INSIDE」が本来のアルバム名です。当時日本版LPレコードのジャケットは彼女の美しい上半身フォトだったんですけれど、このCDのジャケットが英国で最初に発売されたときのオリジナルです。

 高音で透き通るようなボーカルは唯一無二の存在ですし、この盤にはとびきりの名曲が揃っています。
 明石家さんまさんの「恋のから騒ぎ」でオープニングテーマに使われている「嵐が丘」、デビューの頃時計のCMに使われた「Them Heavy People(ローリング・ザ・ボール)」(このCMには彼女自身が出演していました。おそらくこれが最初で最後)、1曲目の「MOVING」はおそらくどこかで耳にしているはず。

 ともかくソプラノでもロック?できる!という新鮮さが特に印象的でした。ロックという位置づけはちょっと違うという人もいらっしゃると思いますが、それだけ彼女の音楽は独特の世界観を創生しているので、ジャンル分けすること自体が似合わないと言えます。

 ぜひ聴いてみてください。30年近く経た現代でも新鮮さは全く失われていませんから。
耳にくっついたまま取れないメロディ
この暑い季節、暇になると、オカルトが流行る。そう、非日常的なことで、退屈を紛らわすのは、楽しい。オカルトもいいけれど、音楽にハマるのも退屈しのぎになります。特にこのケイトブッシュは、幻想的かつポップさ、おとぎの国の雰囲気。この毒に当たるとヤバイほど聴き狂うでしょう。このアルバムの「嵐が丘」は、明石屋さんまの「恋のカラ騒ぎ」のオープニングに使われているため、皆様ご存じかと思います。
嵐ケ丘
楽譜を探してます
妖魔の誘惑
 人間離れした声、この声に尽きる。時に妖精のように、時に少女のようにそして一瞬凄みを帯びた年増女まで感じさせる、異様なほど個性的な歌声が支配する作品。13の収録曲からローラ・ニーロの「イーライと13番目の懺悔」が連想されたが、どうやら違うようだ。8や10など一聴すると情愛的な歌詞であるが、歌はローラ・ニーロのもろに女の情念を感じさせるものではなく、むしろ中性的で冷静な雰囲気すら覚える。tr.1,2,7,12ほか、オーバーダブやスキャットを多用したボーカルから器楽的な印象を持つためかもしれない。  風の音なのかはたまた亡霊の声なのか、E.ブロンテ作「嵐が丘」の有名なくだりであるヒースクリフに恋焦がれた亡きキャシーの嘆きを、4分半の音楽として再現した"Wethering Heights"。バリー・マニロウの「哀しみのマンディー」ばりの劇的な展開が個性的な声と素晴らしくマッチしている。ピッタリとしたボディースーツに身を包んだコケティッシュに魅せる動きや、パントマイムやバレエの素養を生かした演劇的なステージアクトも含めて、形容し難い独創的な世界がデビュー早々に披露された傑作である。


ケイト・ブッシュ・ストーリー(紙ジャケット仕様)

[ CD ]
ケイト・ブッシュ・ストーリー(紙ジャケット仕様)

・ケイト・ブッシュ
【EMIミュージック・ジャパン】
発売日: 2005-11-02
参考価格: 2,600 円(税込)
販売価格: 2,424 円(税込)
ケイト・ブッシュ・ストーリー(紙ジャケット仕様)
- 収録曲 -
1. 嵐ヶ丘’86(ニュー・ヴォーカル)
2. クラウドバスティング
3. 少年の瞳を持った男
4. 呼吸
5. ワォ
6. 愛のかたち
7. 神秘の丘
8. 夢みる兵士
9. サット・イン・ユア・ラップ
10. エクスペリメント4
11. ドリーミング
12. バブーシュカ
カスタマー平均評価:  5
優れたベスト盤
ベスト盤でありながら見事な統一感がある。ハイライトは再録の1曲目。最高の映画を観終えたような感動を味わえる。この美しいジャケットはLP盤のものも見てほしい。
恋のから騒ぎご用達ではありません(笑)
1986年にリリースされた初のベスト・アルバムは、この時期まで
次々に音楽の傾向を変えて行ったケイト・ブッシュの全体像を
見通すのに最適なアルバムといえるでしょう。
前半はリズムセクションを抑えた曲想、後半はリズミカルな曲想が
主体で、表現の幅を感じさせます。
テレビ番組のオープニングに使用された事でも有名な嵐が丘は、
制作年に新たにボーカルが録り直されていて、オリジナルに較べて
大人っぽい伸びやかさが出ています。ケイト・ブッシュ入門用として
もコレクション用としても相応しい作品だと思います。

エアリアル

[ CD ]
エアリアル

・ケイト・ブッシュ
【EMIミュージック・ジャパン】
発売日: 2005-11-02
参考価格: 3,200 円(税込)
販売価格: 2,227 円(税込)
エアリアル
- 収録曲 -
1. キング・オブ・ザ・マウンテン
2. π~円周率
3. バーティ
4. バルトロッツィ夫人
5. 透明人間になる方法
6. ジョアンニ
7. コーラル・ルーム
カスタマー平均評価:  4.5
何年経っても
12年の長い充電期間に母となった現在のケイトでなければ描けない作品だと思います。 キラキラした宝石箱のような天使と小悪魔も、どろどろとした情念溢れるドリーミングも大好きですが それらとは違うけれど現在のケイトにしか表現できないだろう世界が描かれた本作も大好きです。 愛のかたちと同じく2部構成になっていて、全体的に穏やかな流れの中にもケイトの毒っ気が垣間見られます。 デビューから何十年と経っていても紛れもないケイトの音楽(個性)がそこにあります。 彼女の他の作品と同様、さらに長い年月を経ても自分の中の名盤であり続ける予感がします。
これ以上のものはない
女性シンガーソングライターとかそういう狭い枠組みでなく、全音楽家全体から見ても最重要人物だと思う。 それくらいの大傑作。 ケイトはケイト自信が子宮から発生させた蜂蜜の空、蜂蜜の海にひたりきっている… 海辺で波とたわむれているような… 特にディスク2のノクターンからエアリアルの流れはこれまで出聞いたどのアルバムより素晴らしい。 私たちも一緒に笑おう、みんなも一緒に笑おう。 これはhound of loveとは違った、もう一つの愛のかたちではないだろうか? 一人の女性が子宮から生み出した芸術作品を味わって聞けた幸せに感謝します。
天国的に練られきっている
特にCD2が優れている。 詩、メロディー、アレンジ、演奏、そしてkateの歌、kateのキーボード、プロデュース、練られきっているし、才気にもあふれているし、その瞬発的創造性に聞くたびにワクワクさせられる。 kateの余裕と喜び、神秘的な驚きに満ちた生命感に圧倒されて幸福になれる。 ジャージーな要素や、とびきりマイルドで純度の高い“暗くないピンク・フロイド的”な構成と崇高な響きもとても生き生きとしていて、深い別次元の世界に連れて行かれる思いだ。 凝縮されたロック・ポップ・テイストとは無縁とさえ言いたくなる、広々としたジャンルを超えたサウンドが基調となっている。ここまでのkateの過剰な音の世界から、ヌケヌケの脱力感すらある音世界となった。しかも緻密に。しかし誰もが到達できるわけではない、とても良質なロック・ポップなアルバムだと思う。
ケイトファンへの置き土産?
子供という宝物を授かったせいか、穏やかな美(=幸福)が全体に満ち溢れている。私は彼女と同年代で、たまたま同じくらいの子供もいる。そのせいか、かなり親近感を持って聴けるフシもあるのだが、そうでない人にとってはピンと来ない音であるのかもしれない。今、私が住んでいる世界はここなのよ、もうカンバスにいろんな絵の具をゴテゴテと塗り重ねる必要はなくなったの。だからもう、そっとしておいて...と言っているような気がしてならない。もちろん、このアルバムも紛れもないケイト・ブッシュ独自の世界だ。圧倒的な存在感のある声、ソングライターとしての傑出した才能。日常に潜む狂気を見据える力。でも、この、天空に位置する音楽はもはや最終章。ケイトファンのみなさん、心して聴きましょう。
無念なのだ。
いつもケイトの作品は理解しがたいことがあったとしても頑張って聴きぬいてきたのだ。 この12年ぶりの大作。一年間がんばって聴いてきたけど全然好きになれないのだ。 ぽんちゃんに才能がないからなのだ。悔しいのだ。いいはずって分かってるのに理解できないときは。。。 無念なのだ。しゅん。

魔物語(紙ジャケット仕様)

[ CD ]
魔物語(紙ジャケット仕様)

・ケイト・ブッシュ
【EMIミュージック・ジャパン】
発売日: 2005-11-02
参考価格: 2,600 円(税込)
販売価格: 2,162 円(税込)
魔物語(紙ジャケット仕様)
- 収録曲 -
1. バブーシュカ
2. ディーリアス(夏の歌)
3. 死者たち
4. わずかな真実
5. エジプト
6. ウェディング・リスト
7. ヴァイオリン
8. 少年の口づけ
9. 木の精は夜の香り
10. 夢みる兵士
11. 呼吸
カスタマー平均評価:  5
究極の一枚だが、ポップ・フィールドの最後の作品?
80年発表の3rd。とにかくジャケットのデザインが裏表とも凄まじい・・・作品。ジョン・ケリーとの共同だが、自らプロデュースにも乗り出した初の作品であり、いわゆるポップ・フィールドのメロディを重視した音楽からは本作以降、一旦遠ざかった。本作は当然のごとく全英1位を記録。本人にも一つの覚悟があったかどうかは分からないが、前作、前々作とはまた一味違った美メロが目白押しで、サウンドも更に美しくなって磨きがかかった印象だ。歌詞の内容も彼女でしか表現しきれない着眼点のおもしろいものが多く、妻が変名で夫を呼び出すという屈折した愛憎を描く1.や、シド・ヴィシャスやサンディ・デニー、マーク・ボランなど亡くなったロック・スターの亡霊の世界へ私を連れていかないで・・・と歌われる極限に美しいバラードの3.戦争で亡くなったわが子を通して戦争の愚かさを歌う10.核爆弾投下の後の世界を描いた11.など全曲が聴いた後に胸を揺さぶられるかのような強烈な余韻を残すものばかり。ざっと流しても普通に楽しめる作品だが、その内容は凄まじく深い。今までの素晴しい作品とも更に一線を画する出来だと思う。意外に違和感のないセックス・ピストルズばりのパンキッシュな7.も聞き物だと思う。ジョン・ギブリンのフレットレス・ベース、マックス・ミドルトンによるエレピなど適材適所で素晴しい効果を上げていおり、ロイ・ハーパーという大御所までバッキング・ヴォーカルに駆り出しているが、それに見合った究極の作品だと思う。こんな作品を他に誰が作れるというのか?
20代半の女性が作ったとは思えない程内容が充実した作品
 僕はケイトブッシュの作品では、この作品と次作の「ドリーミング」がツートップで、共に愛聴盤である。1曲目の「バブーシカ」が強力で、浮気の発覚を恐れる男の暗い心境を反映したようなメランコリーな曲調がものすごく好きで、アランパーソンズプロジェクトでおなじみのギタリストであるイアンベーアンソンが切り裂くように奏でるカッティングギターが効果的で、すごくドラマチックな曲だ。2曲目の「夏の歌」はシングルにはなれないが、アルバムの質を高める曲というか、アルバムを買わせる曲として機能しているし、こういった高品質な曲が満載で、彼女のあふれ出る才能が収めきれないほど充実している作品といえる。3曲目はマークボランやジャニス、ジムモリソン、キースムーンなどの亡くなったロックスターがテーマになっている曲で、あと1年リリースが遅れていたらビートルズのあの人も歌詞の中に入れられたに違いない。シングルにもなった「兵士の夢」は歌詞が切ない。英国の兵士が教育も受けられず、下級階層の青年が生きていくためには兵士になるしかないという内容の歌詞は現在イラクで治安維持活動をしている英国軍兵士がオーバーラップする。アルバムラストは胎児を歌った「呼吸」で、これも非常に怖い曲、この曲を聞くと将来二酸化炭素の大量排出と森林伐採や砂漠化で酸素が足りない状況を想像してしまい、胸が息苦しくなってしまう。こういう時代の今だからこそ社会に提示させたい曲だと思う。ジャケットの彼女らしい傑作だと思う。
初期の最高傑作!
1曲目の「バブーシュカ」からケイトの世界に引きずり込まれ、最後の「呼吸(ブリージング)」まで、緊張が緩められない作品。この後、一時あっちの世界に行ってしまうケイトの、微妙なバランスの上に成立した奇跡的作品と思う。7.の「ヴァイオリン」のエロティシズム。10.の「夢見る兵士」の悲しさ。絶対に男のアーティストからは生まれ得ない作品の数々。ジャケットの絵は本来LP盤サイズで見てほしいもの。ケイト・ブッシュというアーティストが「売れ筋」と「アイディンティティ」をきわどい所で成り立たせている作品。「売れ筋」に行っていれば、世界中の人間が知っているシンガーだったろう。しかし、ケイトは「アーティスト」だった。

The Dreaming

[ CD ]
The Dreaming

・Kate Bush
【Elektra】
発売日: 1990-10-25
参考価格: 1,353 円(税込)
販売価格: 907 円(税込)
The Dreaming
- 収録曲 -
1. Sat in Your Lap
2. There Goes a Ten...
3. Pull out the Pin
4. Suspended in Gaf...
5. Leave It Open
6. Dreaming
7. Night of the Swa...
8. All the Love
9. Houdini
10. Get out of My Ho...
カスタマー平均評価:  4.5
ロック史に残る傑作
紙ジャケでリイシューされたのを改めて購入。 KATE BUSHのアルバムの中でも唯一好きな作品、生涯マイベスト5に入るくらいすばらしい作品です。 プログレッシヴでサイケデリック。なぜか泣けてきます。 何度聞いても飽きない!
セルフ・プロデュースによる極限の作品
82年発表の4作目。初のセルフ・プロデュース作であり、最大で72トラックの録音からなる曲も収録されたある意味で“行き過ぎた”極限の作品である。レコーディングに15ヶ月、トラック・ダウンに一ヶ月を要し、製作途中でケイト自身も一旦、製作を取り止めてしまうほどの苦悩の作品であり、前作とは一変した重苦しい雰囲気が漂っている。1.からして前作のメロディアスな作風からリズムを重視したものに変わっており、鬼気迫るようなヴォーカルが恐ろしいくらいだ。(プロモもぶっ飛んでいた) 2.は2ndの雰囲気を持ったオペラっぽい曲。全面に出たヴォーカル・ワークとバックを締めるオーケストレーションが素晴しい比較的ポップな曲。3.は従来通りのメロディアスな曲だが、クリアなヴォーカル・ワークは従来のサウンドを軽く飛び越えている。4.は中国風のコーラスが印象的なワルツ?っぽい曲。5.は変調したヴォーカルにロリータっぽいバック・コーラスが導入される曲。少しだけアチラの世界が見える・・・という表現は正しいのか?否か? 膨大なトラック数と制作時間をかけてはいるが、サウンドは非常にシンプルに聞こえており、あくまでも主役はヴォーカル。いわゆるセルフ・プロデュースとは思えない完成度の高い仕上がりになっているが、アーチスティックな作風であり、親しみやすさは一気に後退している。しかしながら彼女でしか作り得ない一世一代の名作とは言えるだろう。文明社会の警告とも捕らえられるタイトル曲や輪廻転生という永遠の愛と人間の限り無い欲望を扱った8.など詩的表現も際立っている。 参加メンバーはお馴染みのアンドリュー・パウエル(k)、イアン・ベアーンソン(g)、スチュワート・エリオット(g)などに加えてジェフリー・ダウンズ(k)なども参加している。美しいジャケットも魅力的。
いい加減に
ケイトを心から愛するものとして、この作品を狂ってるとか狂気的とかいうのはもうやめてほしい。 このころのインタビューをみても明らかにケイトは自分自身をコントロールしているし、精神的におかしかったらここまで徹底的にサウンドを作りこんだりできないと思う。 ケイトは魂を削って削って、この作品を作り上げた。 この感情の起伏の激しさにはじめは違和感を感じるかもしれないけど、何回も何回も聴いたらこのアルバムを一人の女性が作り上げたということに驚愕すると思う。 血の通った、心からの魂の叫びを聞いてください。
まさに天才だと思います
私はまだ高校生なので、Kateがアイドルのように扱われていたときのことは知らないのですが、父親が大ファンなので小さい頃からKateワールドに囲まれていました。いくつかの曲ははっきりいって狂気が感じられるほどの迫力。天使のように美しい声で歌い、またあるときは魔女のようにものすごい声で歌っていて、こんな声を操ってここまで芸術的な作品を作れる彼女はまさに妖精。かなり古いアルバムなのに、とても新鮮です。 こんなアルバムを作り出せるのはこの世にKateしかいないと思っています。多くの人が彼女の音楽に触発されて、たくさんカバーしているけれど、他の追随を許さない存在感。 私は彼女のアルバムの中で一番このアルバムが好きです。
「精霊」を飼う女性
まず、「普通に音楽を聴きたい。」方は、止めた方が無難だ。 だが、「劇薬」に近いような「高度な芸術性」を垣間見たい方にとって、この作品素通りすることは、人生にとって大きな損失になるかも知れない。 前述の方が述べられてる通り、声の多重録音はもちろん、シンセやピアノやパーカッションから何から何まで、当時のケイトの色に染められている。 非常に解り易くいうと、「楽器」というものによって演奏されているように聴こえないのだ。 全ての「音」がケイトの「情念」によって生み出された「精霊」による、この世のものとは思えぬ常軌を逸した演奏に聴こえてくる。 それは「楽器」というものから、我々が受けるであろうという予測可能なイメージや、想像を遥かに超えている。 そしてその演奏は、ドラムやギターやシンセやパーカッションや、規制の音楽形態に依存している「商業ポップス」を容赦無く嘲笑う。というより相手にしていない。 これはやはり聴けばわかることなのだが、このアルバムは、ケイトの「民俗音楽等の幅広い音楽的教養」、「若さとパワー」、危険な状態であったとも言える「精神的危機」が、最も上手くシンクロした結果起きた最上級の化学反応であると思う。 俗な言い方をすれば最高傑作ということになるが・・・。 はっきり言って聴くにはエネルギーが要る。 プラス想像を超えたものを受け入れられる程の精神的奥深さも持ち合わせていなければ、受け入れることは容易では無いだろう。 巷のJ・POPを買い漁って満足している方々には、「異界の代物」と言っていい。

愛のかたち(紙ジャケット仕様)

[ CD ]
愛のかたち(紙ジャケット仕様)

・ケイト・ブッシュ
【EMIミュージック・ジャパン】
発売日: 2005-11-02
参考価格: 2,600 円(税込)
販売価格: 2,405 円(税込)
愛のかたち(紙ジャケット仕様)
- 収録曲 -
1. 神秘の丘
2. 愛のかたち
3. 大空
4. 母親
5. クラウドバスティング〈The N...
6. 羊の夢
7. 氷の下
8. 魔女
9. ウォッチング・ユー・ウィズアウト...
10. ジグ・オブ・ライフ
11. こんにちは地球
12. 朝もやの中で
カスタマー平均評価:  5
奇跡
いったいこの人の創造力はどこからきているのでしょうか。 どんな内面世界をもっていたらこんなアルバムを創ることができるのでしょうか。 前作ドリーミングでいきつくとこまでいったケイトが次に選んだのは愛の世界でした。 女は子宮でものをかんがえるといいますがこの人は子宮で音楽をつくります。 この愛にみちた世界は女である彼女にしか創れないものでしょう。 全てを包み込む母性にみちた大いなる慰め、このアルバムを一言であらわすとこうなるのでしょうか。 とにかくこれはほんとに愛する作品です。 こんな奇跡的なアルバム、ほかにないです

The Hounds of Love (+6 Bonus Track)

[ CD ]
The Hounds of Love (+6 Bonus Track)

・Kate Bush
【EMI】
発売日: 2002-02-25
参考価格: 1,400 円(税込)
販売価格: 947 円(税込)
The Hounds of Love (+6 Bonus Track)
- 収録曲 -
1. Running Up That ...
2. Hounds Of Love
3. The Big Sky
4. Mother Stands Fo...
5. Cloudbusting
6. And Dream Of She...
7. Under Ice
8. Waking The Witch
9. Watching You Wit...
10. Jig Of Life
11. Hello Earth
12. The Morning Fog
13. The Big Sky (Met...
14. "Running Up That...
15. Be Kind To My Mi...
・・・
カスタマー平均評価:  5
一粒の宝石のようなアルバム
私が初めてKateの音楽に出会った1986年。FMで耳にした曲の虜になり購入したのがこのLP盤でした。ケースと歌詞カードのジャケットがKateの美しい写真で、(このCDにも収められていますが)曲のイメージと重ね合わせながら惚れ惚れと見ておりました。
それはともかく、21世紀になって久しぶりにKateのCDを聞いてみて、まったく古くなってない、美しく斬新であることに驚きすら覚えました。またこのUK盤では6曲のボーナストラックが入っており(嬉しいです)、以前購入した古い日本版CDとは比べものにならないほど音質もよかったです。初めて聴かれる方にもお奨めしたい作品です。
愛の形
感動的です
まるで、「オペラ曲」を聴いているような感覚です。
ケイトのハイトーンでドラマチックに歌い上げています。
ですが、癒し系の一枚です。
曲も、一枚物のアルバムとしては、多い方。初めて、「ケイトブッシュ」を聴く方には、これ一枚で欲張りに楽しめます。
まか不思議擬な世界が広がってゆきます。
(ふしぎな)大人のPOP
「天使と小悪魔 (Kick Inside)」の頃のエキセントリックな少女をこのアルバムに求めると失望することになります。小鳥のさえずりのようだったボーカルも、成熟した大人の女性の声になっています(時には演歌調の「こぶし」さえ聞こえてきます)。その声で、人が生きていく上での、悲しさ、苦しさ、せつなさ、醜さ、狂気、虚無、そして強さと優しさを歌っています。

依然として、この人とこの人の作る曲がOne-and-Onlyであることに変わりはありません。

T1、T3、T5、T10などに顕著なのですが、このアルバムには命を感じさせる力強いリズムが満ちています。その結果としてダンサブルな曲が多いのですが、それは一過性のヒットポップスというよりも、長い歴史を持つ「民族舞曲」を思わせます。リズムの強調は、このアルバムのモチーフを表現している一方で、Kate自身の生命力の回復も感じさせます。

楽曲としては、T1、T5、T10が私のお気に入りです。T1はアメリカのカレッジチャートでNo.1を獲得したダンスナンバー。ラヴェルのボレロを思い起こさせる盛り上がりのT5にはアイルランドの香りがします。T10はアイルランドのトラディショナル(よく考えるとこれもダンスナンバーですね)。T4、T6も忘れがたい印象を残します。
ポップスのある意味最終型
ケイトの前回アルバム「the Dreaming」(こちらも超銘盤!ケイトサウンドのこだわりに感動すべし)に対するアンサーアルバム的存在。
緊張感をも伴う前回アルバムを反省したのか、非常にリラックス&よりポップで聞きやすい作りになっている。ハイテンション&ハイトーンボイスも影を潜め、全てを包むような大人ケイトを堪能できる。癒されてください。

前半5曲(内ヒット曲4つ!)はテーマが広義の「愛」。後半6〜12曲は「the Ninth Wave」という海中を遭難して一晩過ごす事になった女性がテーマ。(モデルはケイト自身の事では?と思える)

「Running Up That Hill」のリミックス版も楽しめるボーナストラック6曲付き輸入版、お勧め。歌い方が変わった感の一番顕著な「Under The Ivy」も聴けます。


レッド・シューズ(紙ジャケット仕様)

[ CD ]
レッド・シューズ(紙ジャケット仕様)

・ケイト・ブッシュ
【EMIミュージック・ジャパン】
発売日: 2005-11-02
参考価格: 2,600 円(税込)
販売価格: 2,097 円(税込)
レッド・シューズ(紙ジャケット仕様)
- 収録曲 -
1. ラバーバンド・ガール
2. 人生,そして 愛
3. イート・ザ・ミュージック
4. モーメンツ・オブ・プレジャー
5. ソロモンの唄
6. リリィ
7. レッド・シューズ
8. トップ・オブ・ザ・シティ
9. 心の中の星
10. 偽りの綾
11. ホワイ・シュッド・アイ・ラヴ・ユ...
12. ユーアー・ザ・ワン
カスタマー平均評価:  5
Kateならではのこの感覚、今聞いても新鮮です。
アンデルセンの悲しく切ない童話「赤い靴」をモチーフにした1993年の作品です。原作に見え隠れするエゴの神秘性、生命の性(さが)、情念などをテーマにした歌詞がKate独特のメロディと音作りで次々と披露されます。 メリハリのくっきりした曲(1,3,6など)、神秘的な静けさを湛えた曲(5,8など)とも彼女ならではの芸術性というか独自性に秀でた佳曲が目白押しですが、なかでも出色は2の”And so is Love”。KateのヴォーカルはもちろんですがEric Claptonの歌うというよりは呻くような、唸るようなギターが凄まじい出来です。Claptonの名演は数々ありますが、ここでのプレイも屈指でしょう。Kateのヴォーカルと絡み合いながら切々と繰り広げられるプレイはあのRoy Buchananの”Messiah,…”を彷彿とさせるほどの集中した緊張感を覚えます。個人的にはこの一曲だけでも星五つ分の価値があると思っています。 発売されて早くも10年以上が経過していますが、全く新鮮な輝きを失わない傑作と思います。外れの少ない彼女の作品のなかではイマイチ話題に上ることのない本作ですが、決して忘れないでほしい作品です。

天使と小悪魔(紙ジャケット仕様)

[ CD ]
天使と小悪魔(紙ジャケット仕様)

・ケイト・ブッシュ
【EMIミュージック・ジャパン】
発売日: 2005-11-02
参考価格: 2,600 円(税込)
販売価格: 2,315 円(税込)
天使と小悪魔(紙ジャケット仕様)
- 収録曲 -
1. 天使と小悪魔
2. サキソフォーン・ソング
3. 奇妙な現象
4. 風に舞う羽根のように(カイト)
5. 少年の瞳を持った男
6. 嵐ヶ丘
7. ジェームズ・アンド・ザ・コールド...
8. フィール・イット
9. 恋って何!
10. ラムールは貴方のよう
11. ローリング・ザ・ボール
12. 生命のふるさと
13. キック・インサイド
カスタマー平均評価:  5
THE KICK INSIDE!
「THE KICK INSIDE」が本来のアルバム名です。当時日本版LPレコードのジャケットは彼女の美しい顔だったんですけれど。  高音で透き通るようなボーカルは唯一無二の存在ですし、このデビュー盤にはとびきりの名曲が揃っています。  テレビ番組のオープニングテーマに使われた「嵐が丘」、デビューの頃時計のCMに使われた「ローリング・ザ・ボール」(このCMには彼女自身が出演していました。おそらくこれが最初で最後)、1曲目の「MOVING」はおそらくどこかで耳にしているはず。  ともかくソプラノでもロック?できる!という新鮮さが特に印象的でした。ロックという位置づけはちょっと違うという人もいらっしゃると思いますが、それだけ彼女の音楽は独特の世界観を創生しているので、ジャンル分けが似合わないと言えます。  ぜひ聴いてみてください。現代でも新鮮さは全く失われていませんから。
やっと出た!ケイトブッシュ紙ジャケット!
ここ最近の洋楽紙ジャケ再発盤でケイトブッシュはでないのかなぁと 思っていましたので、即買いでした。自分としては紙ジャケ自体はあまり興味はなく、それに伴う「リマスター」が焦点でした。 すくなくとも国内盤の「PASTMASTERS」シリーズよりかはよく聞こえるように思います。NO.6「嵐が丘」はもちろんのこと、1、2曲のつながりもとてもきれいですよね!
デビュー作にしてこの完成度。後の作品群の深みはないが、このまっすぐさ・素直さは貴重。
よく言われるように、19才の乙女のデビュー作にしてこのクォリティというのはすごいと思う。今聴いてもその完成度の高さに舌をまくほど。その後の彼女の作品世界の深化・拡散を頭において向き合うと、全体を貫く曇りのなさ・純粋さに目眩がする。 個人的には、代表曲である「嵐ヶ丘」に関してはベスト盤用にボーカルを録り直した86年版の方が好きなのと、12曲目が矢野顕子入ってて少し苦手なのを除けば、ほぼ否の打ち所のないアルバムだと思う。ところどころシンセの音色が鼻につく部分もあるが、それはプロデュース担当のデイヴ・ギルモアがピンク・フロイドっぽい仕事を持ち込んでいるからで、彼女自身の責任ではない。 一応本国UKでは5・6・13曲目がシングルヒットしたが、日本のEMIが独自に1・11曲目をシングルカットしたことを評価したい。単に耳障りのよい楽曲をシングルにするのではなく、より彼女のアーティスト性に焦点を当てたプロモーション戦略だと思う。 個々の楽曲で言えば、彼女のマイムの師匠であるリンゼイ・ケンプにささげた1曲目。美というものの本質的なうつろいやすさ・儚さをここまでストレートに表現できたのは、若さ故かも知れないが、耽美主義というもののもつ死と隣り合わせの感覚を見事にとらえている。8曲目はピアノと声だけでここまで独自の世界をつくり出せている点で、彼女の才能が本物であることを当時の人々に印象づけたのではないだろうか。7曲目と10曲目は3rdアルバムの作風にもつながるマイナー・コードを活かした佳曲で、アレンジさえ変えればペット・ショップ・ボーイズがやってもおかしくない感じ(事実ゲイの人でK・ブッシュ好きの人は結構多い)。あとはやっぱり「嵐ヶ丘」。何度聴いてもケイト・ブッシュにしかつくれない楽曲だと思う。E・ブロンテの小説を読むと、曲調と小説の世界観のギャップがあまりに大きいので、更に彼女の感性のすごさがよく分かる。 残念なのは、やはりかなり昔の録音なのでベースやドラムがモコモコした音で録音されていること。リマスターでの音質の向上を切に願いたい。

ライオンハート(紙ジャケット仕様)

[ CD ]
ライオンハート(紙ジャケット仕様)

・ケイト・ブッシュ
【EMIミュージック・ジャパン】
発売日: 2005-11-02
参考価格: 2,600 円(税込)
販売価格: 2,396 円(税込)
ライオンハート(紙ジャケット仕様)
- 収録曲 -
1. ブルーのシンフォニー
2. ピーターパンを探して
3. ワォ
4. 車輪がすべる
5. ライオンハート
6. フルハウス
7. 暖かい部屋で
8. カシュカの館
9. コーヒーはいかが
10. ハンマー・ホラー
カスタマー平均評価:  5
英国屈指のヴォーカル・アルバム
78年発表の2nd。英国を代表する女性シンガーと言えば彼女の名前が上がるのが当たり前であり、完全に孤高のイメージすらある傑出した才女だが、初期の彼女にはそうしたアーティスティックな側面と共に多分なポピュラリティーを有しており、凄いと思わせるヴォーカルの美しさと同時に誰が聞いても親しみを覚えるメロディを持っていた。この作品ではデビュー作にあった溢れ出る才能を一旦整理してトータルとしての完成度を押し進めた感があり、より完成度が高まっている。派手さを極力押さえたオーケストレーションも絶妙のさじ加減であり、楽曲の色付けとしては非常に見事な仕事ぶりである。全曲素晴しく文句の付けようがないが、愛国心とは一味違った揺るぎのない祖国への愛を歌ったタイトル曲は絶品だろう。バックには元コックニー・レベルのスチュワート・エリオットとダンカン・マッケイ、パイロットのデヴィッド・パットン、イアン・ベアンソンらが参加している。 デビュー作も本作同様に歴史的名盤とも言って良い優れた作品だが、某テレビ番組に「嵐が丘」が使用されているために聞く機会が少なくなった。そこで格段に聞く頻度が高くなったのが本作。そんな人も多いのではないだろうか?何にしてもこの人を超える女性シンガーがほとんどいないことは紛れもない事実。聞けば誰でもそう思うだろう。
天才少女の最後
次のNever for Everではセルフプロデュースになり凄まじいパワーを発散する天才アーティストになってしまうので 純粋な天才少女としてのケイトを聞けるのはこれが最後ということになります。 本人はこの作品とデビューアルバムにまったく満足していないそうですがそんなこと聞き手にはまったく関係なーい。 目も眩むばかりの輝かしいメロディに表現力際立つボーカル、すごいすごいとしかいえないです。



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 更新日 2008年10月11日   ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク