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語源・歴史・方言


日本語の歴史 (岩波新書)

[ 新書 ]
日本語の歴史 (岩波新書)

・山口 仲美
【岩波書店】
発売日: 2006-05
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
日本語の歴史 (岩波新書)
山口 仲美
カスタマー平均評価:  4.5
読みやすいけれども要注意
 読みやすいのはいいけれど、この著者、音声学に関しては勉強不足。特に、132ページから133ページにかけて、現代と江戸時代の発音に関して「じ・ぢ」はともに[dろi]だけ、「ず・づ」もともに[dzu]だけとくりかえし述べているが、それはまちがい。音声記号で[d]は、発音の際、舌先が歯茎に接触することを意味している。現代語では語頭の場合や撥音「ん」、促音「っ」のあとなら、その「じ・ぢ」「ず・づ」は舌先が歯茎に接触する[dろi][dzu]の発音(破擦音)になる。しかし、それ以外の場合、舌先が歯茎に接触しない発音[ろi][zu](摩擦音)になるのが普通。例えば、「じじい」という単語の場合、一音目の「じ」は舌先が歯茎につくことが多いはずだか、二音目の「じ」は舌先が歯茎につかないのが普通。つまり、現代日本語の「じ・ぢ」「ず・づ」の四文字にはそれぞれ二種類の音があり、無意識のうちにその音の現れる環境の中で発音し分けている。ただし、「現代仮名遣い」ではそれを例えば舌先がつく「ジ」は「ぢ」で書くとか、舌先のつかない「ジ」は「じ」と書くというようにはしていないということ。江戸時代の『蜆縮涼鼓集』においても、「ぢ」「づ」は舌先が歯茎につく、「じ」「ず」は舌先がつかない、これをわきまえて書けといっている。でも、実際には聞き分けができなくなり、それとともに発音も、その違いの分かる前の世代に比べて揺れてきたせいで表記が混乱し、収拾するのが難しくなったというのが真実だろう。32ページの表2も、「ざ・ぜ・ぞ」を含めて修正・補足が必要(「ザクロ」を[dzakuro]と発音しても、「サザエ」を[sadzae]と発音する人は、まずいないはず)。他にも150ページの音声記号の表記に初歩的なまちがいがある([om]+[yo:ろi]→[ommyo:ろi]の中の[y]は、[j]で表記すべきところ)。好著だけに、もっと慎重に記述してほしかった。関心のある方は、川上蓁氏の名著『日本語音声概説』を一読されるとよい。
面白れーーーー!!
なんでカタカナってできたのか知ってますか? 現在の母音の数は5個ですが、昔も同じだと思いますか? 上記の事柄がこの本読むとワカリます(笑) コレ本当に面白いですヨ!! 今や暴言となっている言葉が昔は尊敬語だったり!!!! 心の「へ?」ボタンが沢山押される事間違えナシです (≧∇≦)人(≧∇≦)人(≧∇≦) 途中、授業の古文の説明らしきトコは眠くなりましたが(=^エ^=)
やまとことば
日本語についてこれほどわかりやすく書いてある本も珍しい。橋本先生、時枝先生、大野先生たちも難しい文法書に比べても遥かに分かりやすい。 これほど文法的に揺れ動いている言語は少ないと言われている日本語が、どのように動いてきたのかの一端を知ることが出来る入門書と言えるだろう。 普段何気なく話している言葉は、実は非常に複雑な構造で、慎み深い言葉なのだと言うことを教えてくれる本です。
「日本語」の成立と変遷から学べるもの
「日本語」の成立と様々な変遷を、歴史の流れに沿って、非常に解りやすく説明されています。 その中で、「日本語」の優れた点、劣っている点などが明確になってきます。その上で、作者も言っているように、「日本語の将来を考え、日本語によってつむぎ出された文化そのものを大事にし、後世に伝えていく精神を培っていく」ことが必要だろうと思います。 この本を読んでいくと、いかに政治体制や文化が「日本語」の変遷に関わってきたかが良く解ります。私たちが、高校生の時、古典の授業で習った古語がどうして今の「日本語」になってきたかが理解できます。
文学寄りの言語歴史。
簡潔に日本語の変遷を解説している新書。 まぁ、読み易い。 だけど、文学を専門としている人の視点、観点で綴られている。 更に、時代毎に特徴的なテーマをクローズアップして示している方法は、長所でありながら短所でもある。 詰まり、或る特定の側面しか浮き彫りにされない為、消化不良な感も否めない。

全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)

・松本 修
【新潮社】
発売日: 1996-11
参考価格: 820 円(税込)
販売価格: 820 円(税込)
全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)
松本 修
カスタマー平均評価:  4.5
「ことば」の伝播する速度は1年に1キロ。
 題名は実に「タワケ」た題名ですが、中身は「アホ」でも「バカ」でも、まして「タワケ」た内容でもありません。  「ことば」の伝播の速度なんて、考えたことがありますか? また、その伝播の速度が地形に影響されているなんて、想像ができますか? 読み進めていくと、実にいろいろなことに気づかされ、教えられる本です。  大学時代、国文科に学び、故平山輝男先生の講義を受けたことがありましたが、柳田国男の「蝸牛考」は実証不能の、おそらく「仮説」だと信じていました。  ところが、完成された「アホバカ分布図」を見ると、そこには紛うことなく柳田国男の「方言周圏論」が実在しています。もうそれだけで知的興奮を抑えることが出来ませんでした。  まず、完成した「アホバカ分布図」を、とくとご覧下さい。そして、興奮を抑えながら本文をお読み下さい。題名が「タワケ」た題名でも、中身が知的好奇心を刺激する読み物であることを必ずや実感できます。日本文学、日本語学を学んでいる人ならば、必ず一度は手にとってもらいたい、読んでもらいたい一冊です。
知的エンターテイメントの良書
本書はテレビ番組、探偵ナイトスクープの企画から始められた。
全国のアホ・バカといった人を貶す表現の境界線を探るところから始まった奥深い研究の成果である。
ハッキリ言って、無駄な内容だ。
そういった、一見無駄なものに情熱と労力を掛け、
知的研究へ発展させた著者に漢を感じる。
本書のような無駄で男気を感じる研究を見ることが出来、
私はほんの少し幸せもらうことができました。

本書は、柳田国男氏の「蝸牛考」まで出てくる、非常に知的で重厚な
内容であるにも関わらず、読みやすい。
これはひとえに、著者のエンターテイナーとしての才に負うところが大きい。
メディアのプロデューサーとして、非常に優秀なのだろう。
見るもの(読者)を意識した構成をなし、本書には索引まで付けている。

著者の活力には脱帽する。
非常に多くの文献を調べられ、深い知的探索を行い、
多くの示唆を得ている。まして学会に発表まで行っているのである。

ただし、どうしても残念な点が一つ。
沖縄の「フリムン」という表現の語源について解読する美談があるが、
この中で、次のような考えを語っている。

「フリムン」が差別用語を語源とするようであれば、放送を取りやめたい。

実際は著者の調査により差別用語とは異なることが判明するのであるが、
メディアの天才がこのような考え方であれば、非常に残念である。
まさに「臭い物には蓋」という考え方である。
影響力の大きい、メディアの制作トップとなる方が
このように考えられて、番組を制作している点が残念でならない。
真実を真実のまま放送することに良心を感じていないのであろう。
一般論として言われていた「都合の悪いことは放送しない」という
メディアの考え方をはっきり記載している。
やっぱりそうか、と思う反面、口惜しい。

そういった胡散臭さ、出来過ぎを感じるが、
総じて本書は読みやすく、素晴らしい完成度を誇っている。
電車の中で読み始めたら、止まらないかもしれない。
これこそ知的エンタティナメント!
探偵ナイトスクープという関西の長寿番組での、視聴者のちょっとした疑問。「バカとアホの区分ってどこからなの??」
それがここまで深遠な「日本語の言葉の分布と多様性」を知らしめることになろうとは!
初めてこの本を読んだときは、興奮して眠れませんでした。とにかく途中から、もう先が読みたくて読みたくて一気に読み続けてしまいます。
ある意味ミステリ。ある意味サイエンス。そしてエンタティナメント!
最終的に質問を受け付けていた教授から、学会で発表しませんか、とまで言われることになるという、その企画のころがり具合もおもしろいですし、さまざまな事実を膨大なデータから推測し、推理し、実証する、という学問の方法についても知ることが出来る本です。
一冊で何度もおいしいし、どんな本としても読める。その上、人様に薀蓄を垂れることも出来る。
関東から出たことがなく、関西に文化的劣等感を抱いている身としては、いろいろ目から鱗な内容でした。なぜか沖縄と東北に行きたくなります(笑)。
この本はズバリ「笑える柳田國男」だ!是非、読むべし!
数年前によんだのですが、実に面白かった!
以来、人に「何か面白いノンフィクションない?」と聞かれたときに
薦める本の一つになっています。先のレビューも書かれておられるよ
うに、モチーフは「アホとバカの方言の境界線を調べる」というもの
なのですが、その結果たるや実に深いものを含んでいたのです。
あまりの面白さにちゃんとした学会で報告するハメになるのですから、
単なるオチャラケ本ではありません。これぞ、エンターテイメントと
いえるのではないかと思います。よみ終える頃には、必ず柳田國男の
『蝸牛考』が読みたくなる筈です。勉強ってこんな風にあるべきだよ
なあ、これぞ知の快楽だよなあ、そう思える楽しい本です。
読んでおきたい
朝日放送の「探偵!ナイトスクープ」と言う番組の制作を担当する筆者が、
「大阪ではアホ、東京ではバカといいますが、その境界線は地理的にどこですか?」
という質問を調べていったところ、民俗額、言語学の立場からも
非常におもしろい研究結果を得、その過程を書き下ろしたもの。

アホ・バカの使い方は難しい。人を誤ると友達を無くす。

ぜひ、読んでおきたい。


方言の日本地図―ことばの旅 (講談社プラスアルファ新書)

[ 単行本 ]
方言の日本地図―ことばの旅 (講談社プラスアルファ新書)

・真田 信治
【講談社】
発売日: 2002-12
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
方言の日本地図―ことばの旅 (講談社プラスアルファ新書)
真田 信治
カスタマー平均評価:  4.5
方言に興味があれば面白い本
題名の通り「方言の地図」です。 地域での調査結果が多数載っていて、おもしろいです。 私がそのような調査方法等に詳しくないため、本書を満喫できなかった感がありますが、少しでも方言に興味のある方には面白い本だと思います。 自分が生まれ育った地域の地図だけでも、読んでみる価値はあると思います。 また、方言について考え直すよい機会になるのではないでしょうか。
いい本だと思います。
方言の伝承や範囲などは非常に規定するのが難しい世界では ありますが、間違いなく大切な文化だと思います。 方言にまつわる小話の一つや二つは 大人なら、頭にいれておいたほうがいいでしょう。
方言の分布から日本語の歴史を再構成する
地理言語学では、「ことばは地理的に伝播する」ということを前提とします。地理的伝播のうちでもっとも基本的なものは、「地を這うような伝播」です。本書は、この地理言語学の立場から、新しい表現が周辺域にその領域を広げていく(進出していく)様相、及びその結果(接触・変容の諸相)をめぐって、筆者が今日までその作成に直接あるいは間接的に関係を持った言語地図のデータをもとに考察を加えたものです。

ひらがなでよめばわかる日本語のふしぎ

[ 単行本 ]
ひらがなでよめばわかる日本語のふしぎ

・中西 進
【小学館】
発売日: 2003-06
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
ひらがなでよめばわかる日本語のふしぎ
中西 進
カスタマー平均評価:  4.5
漢字多用も考えもの
本書は大和言葉の語源の研究の一端を一般向けに紹介している。 漢字にばかり気を取られている私には実に新鮮で発見に満ちた書だ。 最初に紹介されているのが「目」、「鼻」、「耳」などの身体部分の語源だ。大和言葉の「目」、「鼻」、「歯」、「耳」は古くは「芽」、「花」、「葉」、「実」だったという。つまり、植物の芽が出て、花が咲き、葉が生じて、実が成る。これなら、なぜ目は「め」、鼻は「はな」、歯は「は」、耳は「みみ」と言うのか一目瞭然だ。 中国から漢字が入ってきて、なまじ大和言葉に漢字を当てたため、語源が見えなくなってしまったのだ。 日本語には同音異語が多く、説明をするときは漢字を当てないとわかりにくい。ところが漢字にはそれ自体に意味があるため、当て字として使用されると、日本語の本来の意味から離れてしまう。 だから、漢字から日本語の意味を考えることをやめ、ひらがなで考えるようにすべきだという。 たとえば、「かく」。「かく」は「書く」、「描く」、「欠く」、「掻く」などの意味に分かれているが、本来は土器などに模様を刻むなど、指を使って行う動作だ。これならこれらの言葉の語源がはっきりする。 このように大和言葉はひらがなで考えることにより、漢字で細分化され分かりにくくなってしまった元の意味とそれが持っていた輝きを取り戻すことができる。 このような示唆に富む解説が100語以上の大和言葉についてなされている。
日本語が好きになる
漢字は中国からの輸入品。植物の「花」・顔の「鼻」、植物の「芽」・顔の「目」。漢字で書いてしまうと全く違うものになってしまう。けれど、太古の日本人は同じものとして捉えていた。だからこそ、本来の日本語である仮名表記では「はな」や「め」は同じ表記なんです。ややこしいと思っていた同音異義語にも、はるか昔の日本人の哲学が脈々と生きている。普段何気なく使っている言葉をもう一度深く見直すことのできる一冊です。

日本語の起源 (岩波新書)

[ 新書 ]
日本語の起源 (岩波新書)

・大野 晋
【岩波書店】
発売日: 1994-06
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
日本語の起源 (岩波新書)
大野 晋
カスタマー平均評価:  4
誤解
コンパクトにまとまっているので、一覧しやすい。 「日本語の形成」(岩波書店)の内容を整理するためにも役立つ。 いまだに多くの人々が、日本語はクレオールタミル語であるということを 理解できないでいるのは奇妙なことである。 クレオール語と母語の比較は、いわゆる印欧比較言語学で確立された方法論を 以ってしては「答え」が出ないのはわかりきったことである。 批判者は、日本語とタミル語の祖語から検討すべきであるという。 では、イングリッシュクレオールであるトクピシンは英語の祖語とトクピシンの 祖語から検討しなければならないのであろうか。これが如何に馬鹿げた主張で あるかは言うまでもない。 しかし、比較言語学者は大野氏の説を何が何でも印欧比較言語学流の方法論の 俎上に乗せたいらしい。 村山七郎氏はじめ、最近では山下博司氏(東北大・タミル語学者)までが、 異様な熱意で大野説を批判するが、彼らが批判しているのは大野氏の挙げた 500語の対応のうちの10%で、残りの90%には一切言及しない。 村山氏に至っては、500語をいちいち検討する必要はない、大野のような 不真面目な対応のさせ方に対しては10語程度を検討することで十分、と 奇妙なことを言う。 また文法対応については全く反論できないでいる。 これはかえって大野説の正しさを反射効果的に立証しているようなもので、 苦笑を禁じえない。広い視野を持った比較言語学者がいない日本では、 このレベル以上の反応は起こりえないのであろう。残念としか言えない。
功罪相半ばする一冊
 日本語の起源という日本語学最大のテーマに挑む一冊。伝統的な国語学の範囲における係り、五七五七七の短歌の形,カミ,アハレ,サビといった単語の精神文化的研究は大変示唆に富むものであり、読むべきところが多い。  しかしきわめて残念なことに、日本語の起源をタミル語と、比較言語学的な手続きを全く経ずに強引に結び付けているが、全く理解に苦しむところである。大野氏の師である橋本進吉先生は草葉の陰でどう思われているだろうか。  大野氏の文体は非常に流麗であるので、多くの人々には一見説得力があるように見えるようだが、比較言語学的にはほとんど意味がないものだと結論せざるを得ない。岩波新書という権威と入手のしやすさから、本書が多くの言語学の素人を惑わせているとすれば、その罪は重いといわざるを得ない。  学術的なタミル語説の検討については、次のような書籍を読まれることを薦めたい。 堀井令以知 「比較言語学を学ぶ人のために」 村山七郎 「日本語タミル語起源説批判」 安本美典 「新説!日本人と日本語の起源」
これは本棚に置いておきたい
ずっと日本語を話してきて、これからも日本語を話す日本人として、
こういう本は読んでおいた方がいいと思いました。
大切なことが書いていて、この説は非常に説得力のある内容です。
南インド?タミル語・・?と最初トンデモ本かと思いましたが、本を読めば最初の疑いは飛んでしまいます。
価格も安いと思うので、これはお得な本です。文句無しの星5つ
日本語はインドから来た
日本語は中国語(漢語)の亜種ではない。朝鮮語とも違う。
全く独自というわけではなくて、
たとえば発音はなんとなくハワイの言葉に似ているような気がする。
ということはなんとなく環太平洋言語圏みたいな物が有って
その方言みたいなものか?
・・・と思っていました。
ところがこの本を読むと
「語彙・文法はインドのタミル語がとても近く、ただし

 発音は西南太平洋に分布する言語に近い」
ということで納得してしまいます。

古代タミル語の専門家のインド人もびっくり(古い)している話も有って
退屈させません。


お国ことばを知る方言の地図帳―新版 方言の読本

[ 単行本 ]
お国ことばを知る方言の地図帳―新版 方言の読本

・佐藤 亮一
【小学館】
発売日: 2002-06
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
お国ことばを知る方言の地図帳―新版 方言の読本
佐藤 亮一
カスタマー平均評価:  4
読んだ感想
各ページ、見開きで地図と解説が載ってます。
地図が大きくて授業で使いやすいです。
各地の方言による「桃太郎」CDが楽しい!
語句の解説、方言の基礎知識もついています。
結構お買い得だと思いまーす。

日本語はいかにして成立したか (中公文庫)

[ 文庫 ]
日本語はいかにして成立したか (中公文庫)

・大野 晋
【中央公論新社】
発売日: 2002-04
参考価格: 960 円(税込)
販売価格: 960 円(税込)
日本語はいかにして成立したか (中公文庫)
大野 晋
カスタマー平均評価:  5
日本語成立の過程が鮮明に
「タミル語=日本語起源」説を唱える著者が、日本語の成立過程を、第1次のタロイモ栽培期、第2次のタミル語伝来期、第3次の朝鮮半島からの外来語伝来期に分けて考証を加え、更に藤原定家による仮名遣いの確定までを綴った力作。 第1次では、ニューギニヤに伝わる神話も加え、日本の神話を考証し、"食"と言葉の関連性に着目する。そして、縄文期のタロイモ栽培期に日本語のベースが出来たとする。第2次は著者の持論であるタミル語伝来の話で、いつもの通りタミル語と日本語の関連性を強調するが、特に稲作関係の言葉の関連性の強さには改めて驚かされる。「タミル語の伝来=稲作技術の開始=弥生時代の始まり」という図式が自然に浮かび上がってくる。 感心したのは第3次で、著者の持論とは離れている筈の朝鮮半島からの外来語の影響をキチンと認めている態度は潔いと思った。これ以降に起きる大きな事件は、勿論"漢字"の伝来である。日本人がこれに工夫を加え、仮名を発明した経緯が詳細に語られる。そして、この仮名文化が果たした役割が「源氏物語」を中心に評価される。最後に、藤原定家が控えめに提案した仮名遣い案が、最終的に日本語の仮名遣い方法を決定した事が述べられる。改めて定家を見直した。紫式部と定家とで、シェークスピアの役割を果たした訳だ。 自説の「タミル語=日本語起源」説に拘りながらも、日本語の成立過程を鮮やかに描き出した良心的学究本。
功名一時の日下
友人に「太郎」という名はタロイモが由来だと話していたけれど、説得する根拠がなかった。 大野先生の妹の話で自信をつけました。 逆に草薙の剣はちょっと残念。 名の由来は「くさか」(日下 or 草香)を平らげた剣だと思ってましたから。 日本語の先祖捜しが難しいのは、太安万侶が古事記に書いてあるように、先祖のポリネシア語との明らかな断層です。 でもこの本のお陰でなんとか先が見えてきました。 4世紀後半朝鮮半島に住んでいたヤマト人が本土に難民として流入してきたとき、ポリネシア語との合成でできた彼らの言葉が表現力豊かだったので本土の言葉を凌駕してしまったという仮説を立てれば、クリアできそうです。 負戦だったので記録はありませんが。 以前読んだジャレドダイヤモンドの「Collapse」に古代の天皇制とかヤマトの由来らしい話が載っていて(p109)驚いたのですが、ポリネシア語は文字のない言語で変遷が激しく比較はできないようです。 朝鮮語との比較も朝鮮語の文書自体が15世紀までなく絶望です。 本書後半の日本語の形成過程は読み応えがありました。 それにしても私が40年前日本史で聞いた草香城に立て籠って奮戦した人たちは誰か、それが未だに判らないなんて。 弥生式土器は縄文式土器が進化した物だと専門家は考えているらしいですが、素人の目が見れば馬鹿な考えです。 多分草香城に立て籠っていたのは私の先祖であり、そのまた先祖は赤い土器を持って来たラピタの民だったら、ロマンですね。
日本語は日本の文化・歴史であり、何より日本人そのものだ
 
 「言語は人間と共にあり、文化と共にあり、むしろ文化それ自体である。それは歴史そのものであると言ってもよいほど時間的存在であり、未来を目指してはたらく人間の営為である。」

 あとがきから長々と引用させていただいたのは、大野氏の精神がまさにこの言葉に凝縮されていると感じたからだ。この本がユニークなのは、世界中の神話学や考古学、歴史学などさまざまな学問と関連づけて日本語を論じているからであり、それらの関係をひもといてゆく過程に妙味がある。

 おかげで私は日本語だけでなくアジアを中心とした世界の文化、歴史、文芸までも勉強させていただいた。実に興味深い本である。

 そして太古から多くの人々が膨大な時間と労力を費やして作り上げた日本語の尊さを再確認することができた。
大野晋日本語学と大野晋民俗学の総括本
レビュータイトルどおりの内容です。

大野晋博士の著作「係り結びの研究」「日本語の形成」などに示される日本語学の成果と、民俗学的視点・古代史学視点とを加えて日本語成立の歴史に肉迫した力作本です。博士著の文庫本では、1番の分厚さを誇ります。

日本語学から、古代歴史・古事記世界・民俗学に脱線した方には、特におもしろく、お奨めの1冊です。多面的視点から日本語学への造詣が深まり、大野晋ファンになってしまうでしょう。

また本書は、日本語学的視点から古事記偽書説を完全粉砕し、古事記ファンには痛快でしょう。博士著作の他の本もお奨めおすすめです。

以上


聞いておぼえる関西(大阪)弁入門

[ 単行本 ]
聞いておぼえる関西(大阪)弁入門

・真田 信治 ・岡本 牧子 ・氏原 庸子
【ひつじ書房】
発売日: 2006-12
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
聞いておぼえる関西(大阪)弁入門
真田 信治
岡本 牧子
氏原 庸子
カスタマー平均評価:  5
笑えてためになる
関西弁(大阪弁)の入門書? と、思ったら関西在住の外国人のために作られた語学テキストとのこと。付属のCDを聞きながら4コマ漫画と、続く練習問題で聞き取りの練習をする。4コマ漫画はもちろん、練習問題もどこか妙に関西的(?)で思わず笑ってしまうコテコテさだ。面白いだけではなく、関西弁の文法に関するノートも充実しているところがさすがテキストである。まじめな部分と笑える部分が絶妙にブレンドされていると思う。

コテコテ大阪弁訳「聖書」愛蔵版

[ 単行本 ]
コテコテ大阪弁訳「聖書」愛蔵版

【データハウス】
発売日: 2004-02
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
コテコテ大阪弁訳「聖書」愛蔵版
 
カスタマー平均評価:  4.5
生きた言葉の迫力
私は福島と茨城のハーフで、生まれ育ちは神奈川、というバリバリ関東人です。 関西弁は話せないけど、お笑い好きのため、もちろん、聞けばわかります。 この本は、もちろん、関西弁ではなくて、聖書を普及させるために書かれているけど、 この本を通して、関西弁の良さ、懐の深さ、みたいなものと、ひいては、言葉の力、 みたいなものも、深く考えさせられました。 さて、私は、ミッション系の学校出身で、キリスト教は結構詳しい方です。 でも、いっつも聖書の翻訳には違和感がありました。 何か、日本語としてこなれてないし、どうにも、胸に迫ってこないんですよね。 例えば受胎告知の場面のマリアとか、天使が来て、マリアが「胸騒ぎがした」 とか、日本語として、本当に使い方がおかしいです。 何か良くないことを恐れているときに使う言葉をそこで使うのは文脈的におかしいからです。 そこは、ただ、突然の天使のお告げに、単純に「びっくりした」でいいのです。 だって、マリアは、まだあどけない少女なんですから。 イエスはきっと、自分の普通の言葉で話しかけていたと思うのです。 それが、関西弁のコテコテな感じにすると、すご?くわかりやすくて、しかも、 関西弁独特の、あったかくて人間味のある表現がすごくいいです。 少しでもキリスト教を勉強した人や、信仰を持っている人に特におすすめします。 ああ、そうかあ、と、理解の難しかった箇所が、すう?っと心に沁みてくると思います。 この聖書だと、イエスがいかに、小さな子どもを大事にしろ、と言っているかが、 特によくわかって感動します。 子どもが虐待されたり、自殺したりする昨今、キリストの言葉の意味をもう一度 よく考えるのに絶好の本だと思います。 一家に一冊、置いとかなあかんと思うわ、ほんまに。 (この本を夢中になりすぎて、しばらく、頭の中が大阪弁で一杯になった程でした)
とりあえず読んでみてください
笑えました。しかも、大阪弁のイエス・キリストは説得力がある! 確かにね?って思いました。 以外に新発見もあったし、何より聖書が身近に感じる。 近所の井戸端会議レベルに(笑) 欄外の、ダニエル、エリヤ、ヨナとノストラダムスが、両方同じ「予言」となっていましたが、 ダニエル、エリヤ、ヨナの方は、神から預かった言葉なので、「預言」です。 ノストラダムスは神の預言者ではないから「予言」です。 間違えないでほしかった・・・ 後、外国人の扱いがイマイチ。 聖書の中ではイスラエル人以外が外国人。 欄外にいちお書いてあるけど、本文が大阪弁で親しみやすい分、 読んでるうちに、外国人=日本人以外の事って気がしてくる。 特に、「外人ちゅうのは、ペラペラ祈れば祈るほど、ええもんやと思うとるけど、ほんまはちゃうんや。 せやさかい、そいつらの真似したらあかんのやで。」の部分。 現代語訳では、「異邦人のように同じ言葉をただ繰り返してはいけません。彼らはそうすれば聞かれると思っています。」となっています。 ちょっとイメージ違う気が・・・ 後、欄外の変な格言?みたいなのはイラナイと思う。 何の必要性があって入れたんだろ? なんか押し付けがましいって感じ。 聖書だけの方がいい。 マタイの福音書だけじゃなくて、旧約から全部作ってくれないかな?。 そしたら聖書全部読破できそうなんだけど・・・ でも、実際訳すの大変なんだろうな(笑) 大阪弁だけじゃなくて、東北弁とか名古屋弁とか博多弁とかも出ないかな。
関西人は読んでください!
イエスはんは言わはった。「ええか、耳かっぽじってよう聞けよ。…」
(本著より)

普通の聖書では「耳のあるものは聞きなさい。」と記されているが、すばらしいコテコテ大阪弁訳。イエス・キリストが関西人の心に迫ってきます。

マタイ福音書だけではなく、ほかの書簡もナニワ訳にしていただきたい。


ちびまる子ちゃんの語源教室―言葉の誕生物語 (満点ゲットシリーズ)

[ 単行本 ]
ちびまる子ちゃんの語源教室―言葉の誕生物語 (満点ゲットシリーズ)

・さくら ももこ ・荒尾 禎秀
【集英社】
発売日: 2005-07
参考価格: 893 円(税込)
販売価格: 893 円(税込)
ちびまる子ちゃんの語源教室―言葉の誕生物語 (満点ゲットシリーズ)
さくら ももこ
荒尾 禎秀
カスタマー平均評価:  3
うーん、文章が硬いか
我が家の子供たち二人の国語の語句知識は、ちびまるこちゃんシリーズに依存している。 慣用句にしろ四字熟語にしろ、一方ならぬ世話になっている。 漢字辞典(2)に続いて買い求めたのが本書。 うーん、子供の反応が悪い。いつもの食い入るような読み方ではない。 中を見てみると(正しい説明ではあるのだろうが)解説の文章が硬い。 もう少しくだけて頂くとよいのではと思う。

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 更新日 2008年5月11日   ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク